挨拶文で使う4月の結びの言葉 ~季節感を出し、相手を気遣う文を添える~

4月の挨拶文 結びの言葉…

3月から4月にかけては新しい生活を始める方が多く、
さまざまなシチュエーションで挨拶文が取り交わされます。

「正しい挨拶文なんて書いたことがない!どうやって書くの?!」
という方も多いでしょうね。

いざ書く場面になると、正しい書き方が分からない・・・
それが挨拶文です^^;

 

挨拶文は季節によって、時候の挨拶が決まっています。

書き出しの言葉と結びの言葉を必ず入れるというのも
決まりの一つです。

挨拶文には改まった書き方と親しい人への書き方があります。

差し上げる方にあわせて、書き出しや結びの言葉を変化させ、
失礼のない文に仕上げましょう。

 


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4月にピッタリな結びの言葉

4月は「春」を意識した言葉を使います。
最初の挨拶(前文)にはもちろん、
結びの言葉も季節を意識した言葉を使用しましょう。

挨拶文は、誰に差し上げるのかで挨拶の仕方が違ってきます。

目上の方には改まった表現で、
親しい方へは少し砕けた言い方にします。

 

<目上の方宛・改まった手紙>

・春爛漫の折、ご家族とともにお健やかな日々をお過ごしください。
・新たな環境でのさらなるご活躍を、心からお祈り申し上げております。
・花冷えの季節、どうぞお体ご自愛くださいませ。
・天候不順の時節柄、ご自愛専一にて、ますますのご活躍をお祈り申し上げます。
・新年度のお忙しい折、ご多用のことと存じますが、どうかご返事賜りたく存じます。

 

<親しい人への手紙>

・うららかな春、心健やかにおすごしください。
・花冷えの季節ですので、体調など崩されませんようご自愛ください。
・新天地での混乱の中、何かと大変だと思いますが、ご無理はなさいませんよう。
・花の咲き誇る季節、ぜひ一度ご家族でご来訪ください。
・行く春を惜しみながら、ますますのご活躍をお祈りしています。
・季節の変わり目、お体を大切になさってください。

 

親しい方へ改まった言い方をしても失礼にはなりませんが、
少しよそよそしい感じになります。

やはり親しい方に対しては、失礼にならない程度に
砕けた言い方にするとよいでしょう。

相手からの返事が欲しい時は、丁寧に返事をお願いしておきます。

「ご返事賜りたく存じます」など、
表現が失礼でなければ返事をお願いしても構いません。

 

 

ビジネスで挨拶文を書く場合

ビジネスで挨拶文を出す場合は、必ず改まった文章で書きましょう。

仲良くしている方であっても、
ビジネス上の付き合いは緊張感を持って接するべき!

親しくしているからと言って砕けた表現は
ビジネス上不適切な表現です。

 

改まった表現で文章を書くのは緊張するものですが^^;
そこはビジネスですから割り切って失礼のないように表現します。

また、4月上旬は必ず「桜」に絡めた方がいいの?
と思う方がいるようですが、そんなことはありません!

 

季節に関連した挨拶にする必要はありますが、
「春爛漫の折~」など「春」に関連していれば、桜でなくても構いません。

挨拶文は書き馴れないと不自然な文体になりそうでこわいですが^^;
頑張って自分の表現を探していってくださいね。

 

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