仕事納めの日 押さえておきたい上司への挨拶マナー!

仕事納め 上司へ挨拶

2023年もいよいよ年の瀬が迫ってきました。
歳を重ねるごとに、時の経過がどんどん早くなるような気がします。

毎年この時期になると、取引先へのあいさつ回りや忘年会、年賀状作りや大掃除など、公私とも何かと気忙しく、あっという間に時間が過ぎていきます。

そんな年末ですが、社会人としてもう一つ押さえておくべきことがあります。

仕事納めの日 押さえておきたい上司への挨拶マナー

仕事納めにあたっての、上司への挨拶です。
仕事上では1年の締めくくりの日となる仕事納め。そんな節目の日には、上司にはきちんとご挨拶しなければなりません。

そこで、今回は、仕事納めの上司への挨拶について、注意すべきことなどについてご紹介します。
是非参考にしてくださいね。



 

仕事納めの挨拶のマナー

挨拶とは、人と人との出会いや別れの時に交わす、儀礼的な言葉です。
相手に敬意や親しみの気持ちを示す行為とも言えるので、その善し悪しが人間関係にも大きく影響を与えます。

そう考えると、仕事納めの上司などへの挨拶は、とても大切な「仕事の一つ」と言えるのではないでしょうか。

挨拶とは、人と人との出会いや別れの時に交わす、儀礼的な言葉です。

1年間一所懸命仕事をしてきたのですから、最後の日に、「挨拶もできない非常識な人間だ」、などという印象は与えたくないですよね。
そんな大切な仕事納めのご挨拶のマナーについて見ていきましょう。

 

 

直接挨拶する場合

直接挨拶する場合

挨拶する時間は?

仕事納めの日は、ほとんどの人が忙しくしています。そのため、自分を中心に考えるのではなく、相手の状況を見て挨拶するようにしましょう。相手の状況によって異なりますが、時間帯としては、14~16時くらいのタイミングがいいと思います。
特に、仕事納めの日の午前中は、多くの人がバタバタしています。その時間帯は避けて午後に挨拶をするということになりますが、あまり遅い時間になってもタイミングを外してしまいます。

内容は簡潔に!

上司が相手の場合は、部下が引っ切り無しに挨拶に来るでしょうから、相手の迷惑にならないように簡潔を心掛けましょう。
「今年1年ありがとうございました」という感謝と、「引き続き、来年もよろしくお願いします」、というポジティブな気持ちが伝わる挨拶がベストです。
年賀状と同じような内容だと考えればいいと思います。

挨拶する順番は?

挨拶をする順番にも注意が必要です。挨拶すべき上司が決まれば、より上位の役職の人から順番に挨拶をします。
人数が多い場合は、漏れることがないように、事前にリストアップしておいて、挨拶後にチェックしていけば確実です。

 

 

メールで挨拶する場合

メールで挨拶する場合

直属の上司や、日頃から特にお世話になっている上司には、直接お会いして挨拶をするのが原則ですが、どうしてもタイミングが合わない場合や、挨拶だけはしておきたい上司などに対しては、メールで挨拶をするのもOKです。

メールを送る時間は?

メールで挨拶を送る時間帯は、直接挨拶する時と同じく、14時~16時くらいがいいと思います。メールの場合は、相手の都合のいい時に読む事ができるので、早目に送っておいてもいいかもしれませんが、上の立場になればなるほど、メールの数も多いでしょうから、少なくとも午後になってから送信するのがいいでしょう。
ただし、送信が遅すぎると、相手がPCの電源を落としてしまう可能性があるので注意しましょう。

内容は少しボリューミーでもOK

また、メールの場合は、直接挨拶する時よりも、もう少しボリュームを加えることができます。感謝の気持ちとともに、1年の中でも印象に残っているエピソードなどを入れれば、より印象が高まるでしょう。
ただし、必要以上に長い文章はNGです。

 

メールで送る場合の例文

それでは、メールで送る場合の例文をご紹介しましょう。

この1年間、○○部長には大変お世話になりありがとうございました。このように、無事仕事納めを迎えられたのも、○○部長のご指導のおかげであると感謝しております。とりわけ、取引先とのトラブルが発生した時に、○○部長が中に入っていただいたことで、円満に解決することができました。
その節は本当にありがとうございました。あのようなミスを二度と起こさないよう、精進していきたいと思っております。
今後とも、ご指導、ご鞭撻をいただきますようよろしくお願いします。
どうぞ良いお年をお迎えください。

ここでのポイント
具体的なエピソードを入れる
今後の抱負や継続した指導を仰ぐ

特に、具体的に何に対して感謝しているのか、それを相手に伝えることで、より、心に響くメールになると思います。

 

 

以上、今回は、仕事納めにあたって、上司に対する挨拶の際の注意点などについてご紹介しました。
いかがでしょうか。
有終の美を飾るという言葉があります。物事を最後まで立派に成し遂げるという意味です。

仕事納めの日は、文字通り、その年の仕事や業務を終える節目の日です。
そのような特別の日に、上司にきちんと挨拶をすれば、お互いに気持ち良く1年を終えることができますし、明るい1年の始まりを迎えることにも繋がります。

マナーなどを十分に踏まえて、上司には、つつがなく仕事納めの挨拶をしてくださいね。

 

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