おせち 意味 小学生の子供さんにも分かるように・・・

おせちの意味 小学生の子供さんへ

お節料理も今では色んなバリエーションがありますよね

豪華な食材がふんだんに使われた超高級なおせち料理から
フランス料理っぽいオシャレな洋風なお節まで様々です。

osechisetでも、私は子供の時からお正月に食べていた
昔ながらのおせちの方が好きですね。

それに、
おせち料理にはそれぞれにちゃんとした意味が
あるんですよ。

 

しかし昨今では、
普段余り召し上がらない高価なお料理を
お正月のお祝いの時にご家族や御親戚の方といただく、
という意味合いが強くなっている気がします。

実際、楽天市場のお節料理通販の人気店では、
5万円もする高価なセットから完売になっていって、
現状の残っているのはリーズナブルのものだったりしています。

勿論、それが悪いこととは思っていませんし、
それで家族の団らんとなって、
おめだたく、楽しく過ごせるのであれば、一番ですから、、

 

ただ私的には、 お節料理の最低限のマナーをお知りになった上で
各家庭でアレンジいただくのが大切かなーと思います。
おせち料理は日本の文化ですから!

そして文化と接するなら、ある程度の知識や意味は
知っておきたいものですよね。

そんな訳で、ここではおせちの意味について
小学生の子供さんでも理解デキルように簡単なご説明していきます。』

 


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お節料理のメニュー

 

まずお節料理の伝統的な部分ですが、
元来お節は5段の重箱に詰められた正月お祝いの料理です。

 

5段おせち

 

一の重・・・祝い肴(ざかな)
数の子、田舎作り(ごまめ)、黒豆、たたきゴボウ
伊達巻、紅白かまぼこ、栗きんとん、昆布巻き

ニの重・・・焼き物
エビ、鯛、ブリなど

三の重・・・煮物
レンコン、さといも、くわいなど

与の重・・・酢の物・和え物
紅白なます、菊花かぶ、ちょろぎ

四の重ではなく”与”の字があてられているのは、
祝いの席で四が死と同じ読みができるので縁起上好ましくないため

五の重・・・空の重です、控えの重ともいい
「神様の服をここに詰める」という意味があります。

 

でも、今では5段用意するところも少なくなってきています。
食べきれないご家庭もあるでしょうし、用意も大変ですからね。

私が子供の時、おふくろは5段で用意してくれていましが、
家は母を除き酢の物が苦手なので、毎年無駄になってしまって、
途中から3段のお重に変わりました(●´ω`●)

 

お節料理の主役は一の重ですから、
このポイントさえ外さなければ、後は各ご家庭の自由だと思います。

またお節料理の意味として大きいのも一の重に詰められる
祝い肴にあります。

『では、祝い肴のそれぞれの意味についてご説明しますね。』

 

おせちの意味は?

 

数の子

数の子

ご存じのように数の子はニシンの卵巣を塩漬けなどにしたもの。
たくさんのたまごから、子宝に恵れ子孫繁栄を象徴します。
またニシンンの卵が二親健在を意味するとも言われています。

 

 

田作り(ごまめ)

田作り(ごまめ)

田作りには小さなカタクチイワシを干したものがに使われますが、
このカタクチイワシは江戸時代には田んぼの肥料とされていた
こともあり、豊作を意味するメニューです。
現在なら「お金の苦労がないように…」ってことでしょうね。

 

 

黒豆

黒豆

マメには勤勉と丈夫の二つの意味があると言われます。
つまり、「達者に働き、健康で暮らせるように…」という願いが
込められている訳ですね。
また、黒は道教では邪除けの色とされていますので、
家内に悪い気、不幸を招かないという意味もあります。

 

 

伊達巻

伊達巻

巻物(書物)に似た形から知識や文化の発達・向上を願う意
また伊達という言葉には人目を引く派手やかな恰好や振る舞い
という意味がありますから、魅力的な人物に…という意味もある
のかも知れません。(これは私の勝手な解釈です)

 

 

紅白かまぼこ

紅白かまぼこ

これは余り説明の必要はありませんよね。
縁起を担ぐお祝いごとでは紅白カラーは今も昔も定番ですから、、
かまぼこの形(半円状)が初日の出を現わすと言われています。
また、赤色は魔除け、白色が清浄を意味するそうです。

 

 

栗きんとん

栗きんとん

勝ち栗として、戦の出陣や勝利のお祝いとし用いられた栗は縁起の
良いものとされています。
また、きんとんは金団と書くことから、金=財産の多いことを現わし、
金運や商売繁盛を願うものになります。

 

 

昆布巻き

昆布巻き

昆布はよろこぶという語呂や養老昆布と書けることから不老長寿の
意味があります。また、昆布巻きの形が巻物に似ていることから
文化の繁栄という意味もあります。
更に、昆布は室町時代には、一に打ちあわび、二に勝ち栗、三に昆布・・・
という使われかたもした縁起を担ぐものでした。

 

 

たたき牛蒡(たたきゴボウ)

たたきゴボウ

たたき牛蒡をはゆでた牛蒡をすりこぎなどでたたいたものを
甘酢やごま酢、醤油で味をつけて煮付けたもので、
関西のおせちには欠かせないメニューだそうです。(私は食べたことがありません!)
たたき牛蒡の色や形が、豊作の時に訪れる黒い瑞鳥(タンチョウ)を
連想することで豊作祈願の意味があるそうです。

 

 

以上、基本的なおせち料理の縁起ものについてご説明させていただきました。
おせちは郷土色も強いので、地域によってはまだ多くのものがあります。
が、基本的に良く言われる、聞かれるものは、上記のメニューかと思います。
記事内の画像は価格.com おせち特集 意味からまなぶ、定番おせちメニューより出典しています

 

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