つらい生理痛を和らげるには?効果的な飲み物をご紹介

生理痛を和らげる飲み物

眠気やダルさ、憂鬱な気分、イライラ…
身体に必要なことだとは分かっていても、
上記のことが毎月起こる生理に悩まされる女性は少なくありません。

また、眠くてダルいだけならまだしも、生理が来るたびに
激しい腹痛や頭痛など、つらい生理痛で苦しむ女性も多いでしょう。

この生理痛って、痛いのも辛いですが、周りに言いづらいのも辛いんですよね

男性にはもちろん、言っても痛さは伝わりませんし、
痛みの程度に個人差があるせいで、同じ女性でも分かってくれない人がいて
仕事も「生理痛で休みます」とはなかなか言えず、
月のうち数日は、痛くて脂汗をかきながら仕事をしている…
なんて方も居るでしょう。

つらい生理痛を和らげるには?効果的な飲み物をご紹介

そこで、今回はそんな、
「耐えられない…しかし耐えるしかない…」「痛いけど仕事休めない…」という
毎月のつらい生理痛に悩む女性におすすめの、
生理痛を和らげるのに効果的な飲み物をご紹介します。

飲み物での生理痛の緩和は、
生理のたびに鎮痛剤などの市販薬に頼りすぎて、もう薬が効かない…という方や、
鎮痛剤を飲むと胃痛がするので、なるべく薬を使いたくない、という方など、
あまり薬に頼りたくないとか、効きづらくなってしまった、という方にも
効果が期待できるので、とってもおすすめですよ。

毎月のつらい生理痛にお悩みの方、ぜひ参考にしてみてくださいね!

 


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生理痛が起こるのは何故?和らげる栄養素は?

生理痛には主に、腹痛と頭痛がありますよね。
これが起こる原因と、和らげる栄養素について書いていきますね。

 

生理で起こる腹痛の原因

女性の子宮は毎月、
古くなり必要なくなった子宮内膜(子宮の内壁に作られた赤ちゃんのベッド)を
剥がして捨てて、また新しい子宮内膜を作っています。

その、古い子宮内膜を捨てる際に、
子宮が筋肉を収縮させて、子宮内膜と血液を排出するのが、生理です。

生理で起こる腹痛の原因

生理の際の腹痛は、、
この子宮の筋肉の収縮が強すぎることが、痛みの主な原因といわれています。

 

 

生理で起こる頭痛の原因

頭痛の原因は一般的に、血管の拡張によるものだといわれています。
それが生理に何の関係があるのかというと、
主に、生理に深く関わる、女性ホルモンの増減のせいなんです。

女性ホルモンには
エストロゲン(卵胞ホルモン)と、プロゲステロン(黄体ホルモン)という種類があります。
このエストロゲンは、排卵日に向けて増え、排卵後と、生理前に減少するのですが、
この減少に伴い、脳内物質であるセロトニン(血管を収縮させる働きがある)も減少し
それによって脳の血管が拡張します。

生理で起こる頭痛の原因

この脳の血管拡張によって、生理の際に頭痛が起こるといわれているのです。

また、その他にも、
生理による貧血や体の冷えで血行不良になるせいで、
頭の筋肉が緊張したり、脳が酸素不足になることも、
生理痛の頭痛の原因と考えられています。

 

 

生理痛を和らげる栄養素

前項では、生理痛の原因が、
子宮の収縮や、脳の血管の拡張、貧血、血行不良などによるものと書いてきました。
つまり、生理痛は、これらを改善する栄養素をとると、改善する可能性が高いんです。

腹痛には、強すぎる子宮の収縮を和らげる働きをする、
マグネシウムやビタミンB6をとるのが効果的です。

マグネシウムは、血管の収縮を抑える調節機能や、
神経を安定させる作用もあるので、脳の血管拡張による頭痛にも効果がありますよ。

貧血と血行不良による頭痛の改善には、
出血で不足する鉄分を補い、
女性ホルモンを作り血行を良くするビタミンEをとるのが効果的。

生理痛を和らげる栄養素

また、女性ホルモンのエストロゲンの低下も、生理痛の頭痛の原因になりますので、
このエストロゲンと同じ働きをしてくれる、大豆イソフラボンも、
痛みを和らげる効果があります。

生理痛がつらい場合は、これらの栄養素が足りていないことも考えられますので、
ぜひ、意識して、食生活などに取り入れる用に、工夫をしてみてくださいね。

 

 

 

つらい生理痛を和らげる、効果的な飲み物ご紹介

ココア

ココアには、マグネシウムが豊富に含まれており、
他にも、鉄分やビタミンB6、ビタミンEも入っているので、
貧血の予防もしつつ、生理痛を和らげることができます。

ココア

また、血行も良くなり、冷えの改善も出来ますし、
良い香りがしてリラックス効果もありますので、
ココアは、生理の時に飲むのに、本当におすすめの飲み物です!

 

豆乳

豆乳には、女性ホルモンであるエストロゲンと同じ働きをする
大豆イソフラボンが含まれているので
エストロゲンが不足し過ぎて、生理痛になっている方に、おすすめの飲み物です。

豆乳

ただし、大豆イソフラボンの摂取上限は一日70ミリグラムといわれており、
それを超えて飲み過ぎると、
女性ホルモンのバランスが崩れ(エストロゲンの働きが過剰になりすぎる)、
逆に生理痛がひどくなる恐れもあるので、注意が必要です。

 

麦芽飲料

麦芽飲料は、発芽大麦を使用した飲み物です。
この麦芽には、ビタミンB6や、鉄分、マグネシウムなど
生理痛に効果的なものが入っており、
痛みを和らげ、冷え性を改善して血行の促進もしてくれますよ。

麦芽飲料

また、麦芽には他にも、ビタミンやミネラルなど沢山の栄養素が含まれているので
普段から健康促進や美容のために麦芽飲料を飲んでおけば、
身体の栄養バランスを整い、結果的に生理痛緩和にも繋がっていきますので、
生理の時以外にも、普段から飲んでおくのが、おすすめです。

 

野菜スープ

生理痛を和らげるのに効果的なのはビタミンB6やビタミンEですが、
そういったビタミン類を効率よく摂るには、
それが含まれる野菜を選んで使った野菜スープもおすすめです。
生野菜をそのまま食べるより、暖かいスープにした方が、
身体も温まり、血行が促進される効果もありますしね。

野菜スープ

ちなみに、生理痛緩和で飲む野菜スープに使うのに、
特におすすめの野菜は、アボカド。
アボカドには、ビタミンEが豊富に含まれており、
ホルモンバランスを整えて、生理痛を和らげてくれます。

 

ハーブティー

ハーブティーには色々な種類があり、それぞれ効能も違うのですが、
生理痛を和らげる効果があるもので、代表的なのは、

身体を温める効果があるジンジャー(しょうが)ティー、
ビタミンが豊富に含まれ、生理痛に効くビタミンEも含まれるローズヒップティー、
ホルモンバランスを整えてくれるカモミールティー、
子宮や骨盤まわりの筋肉を強化しながら解してくれるラズベリーリーフティー、
などが挙げられます。

ハーブティー

お茶なので、砂糖を入れずに飲めば、カロリーをとりすぎる心配もないですし、
粉末やティーバックのものなら簡単に作って飲むことができますので、
生理痛でグッタリしている時でも、気軽にすぐ作って飲めるのが嬉しいところです。

 

 

以上、生理痛の原因や、生理痛を和らげてくれる飲み物のご紹介でした。
つらい生理痛にお悩みの方に、参考にして頂ければ幸いです。

ちなみに、実は私自身も、数年前までは生理痛がひどく、鎮痛剤もあまり効かず、
生理のたびに、のたうちまわるほどの腹痛におそわれて、
毎回顔色も土気色になるほどの重い生理痛持ちだったのですが、
身体を温める野菜スープや、豆乳を飲むようになってから、
かなり痛みが軽減されました。

ちなみに私が飲んでいるのは→成分無調整豆乳

ちなみに私が飲んでいるのは→成分無調整豆乳

生理痛自体は今もありますが、薬を飲まなくても耐えられる程度の軽い痛みですし、
その経験から、飲み物とか、必要な栄養素での生理痛の緩和は、
かなり効果があるな~と、感じています。

今回ご紹介した飲み物はどれも、簡単に手に入るものばかりですし、
家だけでなく、会社に居る時でも、気軽に作って飲めるようなものばかりなので、
ぜひ皆様にも、生理痛でつらい時、
また普段から行う生理痛予防対策として、試してみて頂きたいと思います。

この記事が、生理痛で苦しむ女性の、痛みを和らげる助けに、
少しでもお役に立てれば、とっても嬉しいです。

 

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