PL花火大会2023~花火の打ち上げ数は何発なの?~

PL花火大会2023年の打ち上げ数何発

夏には色んな風物詩がありますが、中でも、全国各地で開催される花火大会は子どもたちはもちろん、おとなも心が躍りますよね!
夏の夜空に大輪が咲き破裂音が轟くと、暑さも日頃のストレスも一瞬の間に吹き飛びます。

数ある花火大会ですが、関西の花火大会といえば「PL花火大会」が有名です。
「PL花火大会」の正式名称は「教祖祭PL花火芸術」です。「パーフェクト・リバティー(PL)教団」の宗教行事の一つという位置づけです。

残念ながら、今は廃部となりましたが、「PL」と言えば高校野球を連想される人も多いでしょう!

PL花火大会2023打ち上げ数

花火大会といえば、やはり気になるのが打ち上げられる数です。
最近は財政難で苦しむ花火大会も多く、その分、打ち上げの数を減らしたり、小ぶりの花火にしたりするところも多いので、「去年に比べて物足りなかった」などと感じる場合があります。

その点、PLの花火大会は、観客の期待を裏切ることなく、毎年、観賞に訪れた観客を満足させてくれます。このPLの花火大会。何と以前は「世界一の打ち上げ数だ」と言われていたんです。

ただ、これには裏話があります。今回はそんなPL花火大会の打ち上げ数にまつわる裏話をご紹介します。この雑学を意識しながら2023年のPL花火大会に行けば、見方も変わってくると思います!



 

PL花火大会は打ち上げ数世界一?

公表されている資料から、2007年のPL花火大会の打ち上げ数は、10万~12万発となっていました。
ちなみに、現在、日本の花火大会で最も打ち上げ花火の数が多いのは、長野県の「諏訪湖祭湖上花火大会」で、約4万発とされています。
これを見ても、PLの花火大会の規模がいかに大きいかが分かります。

ところが、2008年以降、公表される数が「2万発」に激減します!やっぱりPL教も財政事情が厳しいのか?って考えますよね!

 

昔は21万発で今は2万発に縮小されたの?

実はそういうことではなく、別の理由があるのです。

どういうこと?それでは、昔はどうして10万発なんて発表してたの
当然そんな疑問が湧いてきます。
今も昔も、PL花火大会の打ち上げ数は「2万発」で花火の内容なども変わりはありません(…というのは一昨年までの話で昨年から1万発になっています)。

「打ち上げ数のカウントを他の花火大会とは違う方法」で行っていたんです。

具体的に言うと、直径が約33㎝ある「一尺玉の花火」の場合、大玉の中に小さな玉が10個くらい詰められていて、この一尺玉の花火を打ち上げると、空中では小さい玉の数だけ炸裂音が出るのです。

一尺玉1発打ち上げた時に炸裂した花火の数で数えていた

PL花火大会では、2007年までは、一尺玉1発打ち上げた時に炸裂した花火の数、すなわち「10発を打ち上げの数」としていたんです。
ところが、他の花火大会では、「実際に打ち上げた玉の数」で公表していたので、PL花火大会も、これに合わせたカウント方法に変更されました。

とは言っても、1万発花火が打ち上げられるのですから、PL花火大会が大規模クラスの花火大会であることは事実です。しかも、1万発の花火を打ち上げるとなると、通常は2時間近くかける場合が多いのですが、PL花火大会の場合は、約40分という短時間で打ち上げられます。

PL花火大会は約40分という短時間で1万発を打ち上げる。

花火大会もフィナーレになると、打ち上げ花火が連発して打ち上げられ、観客も感動の渦に巻き込まれますよね!
PLの花火大会の場合、その「フィナーレ状態が初めから最後まで続く」のです。



 

小さい規模の花火大会では、打ち上げの数も多くて数先発。しかも、花火と花火間には、空白の時間があって間延びする、なんてケースが多いですよね。
大輪の花火が打ち上げられるのはいいのですが、その後にすぐに花火が上がらないと、感動が薄らいでしまうことにもなりますよね。

それに比べて、花火が連続で打ち上げられるPL花火大会は、正に度肝を抜かれる迫力を持っています。

とりわけ、最終章で打ち上げられる約8000発の「超大型スターマイン」は、夜が明けたかのような錯覚を覚えるほど天地を明るくします。

『この迫力ある花火を見ればどんな規模かわかると思います。』

 

いかがですか?観に行きたいと感じるでしょう!
なお、日本煙火協会などによると、打ち上げ花火のカウントの仕方については特に基準はないということです。

ただ、花火大会のランキングなどが注目される中で、数え方が違っていては、それはそれで問題があるように感じます。
もちろん「打ち上げの数」も大事ですが、仮に本数が少なくても、音楽とのコラボであるとか、ストーリー性のある展開など、演出を工夫して、観る人に感動を与える花火大会もたくさんあります。花火大会は、数だけでは評価できませんよね!

 

 

PL花火大会2023打ち上げ数何発のまとめ

今回は、PL花火大会の打ち上げ数の謎に迫りました。
花火大会は、打ち上げの数だけではなく、内容によって評価する必要があることも見てきました。

とは言うものの、PLの花火大会は、2万発という打ち上げの数はもちろん、短時間で打ち上げられることや、超大型スターマインの連発など、内容においても関西屈指の花火大会であることは間違いありません!

2023年のPL花火大会は8月1日(火)の午後8時から開催されます。
「PL教の行事の一環」ですから、基本的には信者に向けての開催という位置づけです。そのため、一般の人は、教団の施設の中には入れませんが、周辺に有料の観覧会場が設置されます。

真夏の夜のひととき、迫力も超弩級のPL花火大会にお越しになって、打ち上げ花火の数を数えてみてはいかがですか!
という事でPL花火大会はどれくらいすごいかって事はわかりますよね^^ 行ったことがない人は是非あの迫力満点の花火を堪能してください♪

 

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コメント

    • hije
    • 2015年 8月 17日

    昔のPL花火は本当にすごかった。
    オープニングから火山の噴火を思い出させるような二か所からの
    打ち上げ。それはそれはすごかった。
    天井が割れるかと思うぐらいのオープニングから始まっていたのだが。
    1995年のバブルと共にPL花火がしょぼくなってしまった。
    正直今のPL花火はかつての規模を知っている人ならば見る気がしないと思う。
    昔は本当に世界一だったよ。

    • Sho
    • 2018年 8月 04日

    2018年度花火は気のせいではなく以前のような規模ではありませんでした。
    昭和の頃からの現地で見ている者なら明らかに規模が縮小されていてることが
    数も時間も明らかです。
    以前の花火を期待して行かれるとがっかりすると思います。

    • ななし
    • 2019年 7月 30日

    今年はNAVITIMEの駅混雑予想でも「富田林駅」は当日18時台だけが「ちょっと混雑」程度の予想ですね。
    年々規模縮小で、今年からは教団も積極的PR活動をやめたり、そもそもPL教団自体が色々と規模縮小気味なので、もう去年ほどの規模も期待できない可能性が高いですね。
    どうなんでしょうか?

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