高校野球選抜2014出場校発表 開催日程と組み合わせ 21世紀枠とは?

選抜2014出場校 開催日程と組み合わせ 21世紀枠

高校野球選抜2014年の出場校が今日発表されましたね。
2014年の春の甲子園大会は一般選考枠が29校、21世紀枠が3校
合わせ32校で第86回センバツ高校野球の優勝旗を競い合います。

開催日程2014年3月21日(金)から12日間ですから、
天候等順延されなければ4/1(火)に優勝校が決定されることになります。

但し、12日間といいましたが準々決勝翌日は休養日となるため
実質は11日間の大会日程ですね。

 

気になる組み合わせの方ですが、
組み合わせ抽選会は3月14日(金)、毎日新聞本社で開催されます。

気の早い方は、もう優勝候補の行方について予想されていますが、
さすがに組み合わせが分からないとなんとも・・・ねッ^^

 

組み合わせ抽選会

 

高校野球選抜大会の特徴的なところは、
夏の甲子園大会こ異なる選抜(選出)基準になると思います。

夏の甲子園では全国予選の優勝校が、
本戦の甲子園で雌雄を決する訳なのですが、
春の選抜高校野球の場合は、出場校わずか32校(基本)です。

甲子園に進めない都道府県が最初からある訳です。

 

高校野球に余りご興味のない方は、
或いは夏と春、開催時期が違うだけの大会だと思われているかも・・・
でも、その方が普通の考え方かも知れませんね。

ところが、高校野球選抜大会は違うんです!

 

選考条件の説明

そんな方のために、ここでは2014年の選抜校のご紹介を含め、
選抜校の内訳、「一般選考枠」「21世紀枠」についてお話したいと思います。

 


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高校野球選抜2014年の出場校

2014年選抜高校野球出場校

高校野球選抜2014年の出場校は上記の32校となります。

32校の数からお気づきのとおり、
夏の甲子園大会と異なり、各都道府県が代表校を送れる訳ではありません。

これには、選抜大会に駒を進める出場校に対し、
地域単位で枠が設けられているためです。

春休みの短い期間を利用して大会日程が組まれているためか、
14日間かけて行われる夏大会と違い、選抜大会は実質11日間ですからね。
47校ではスケジュール的に無理なせいでしょうか?

 

『では、その地域出場枠について少しご説明します。』
基本的に地域の出場枠には次のような基準が設けられています。

選抜高校野球地域枠

但し、この枠数は固定ではなく、多少の増減があります。
過去の例の感じでは、
「昨年はこの地域が+1だったので、今年はマイナスね♪」みたいな…

関東は6枠ありますが、実際には1+5
東京代表が”1″、東京以外の関東地域が”5″となります。

ここで特筆すべきは、やはり『21世紀枠』ですね。

21世紀枠については、日程ご説明しますが、
各都道府県の代表校は、21世紀枠を含めれば、
最大3校まで選抜出場できるようです。

この様に地域単位の都道府県数より少ない枠数を設定して、
出場枠を調整しているんですね。

 

 

21世紀枠とは?

21世紀枠は2001年の第73回大会より設けられた選考基準です。

これは21世紀枠以前に、一般選考枠にも言えることで、
選抜高校野球の学校選定基準は、野球の実力だけではありません。

一高校生としてのモラルや秩序、学業状況、
学校としての校風・品位等も先行の条件になってきます。

夏の甲子園が野球に秀でた学校を決める大会とするなら、
春の甲子園は、人間形成、学校教育を野球を通じて判断される大会?
みたいな意味がありそうですね。

いわば、心技体、文武両道ってことなんでしょうね^^

 

21世紀枠は、特にその部分が考慮された選抜方法になっています。
そのモットーは『他校の模範であること!』のようです。
例えば、名門の大学へ現役合格者多数・・・みたいなこと(;゚⊿゚)ノ マジ?

肝心な野球の成績はと言うと、

各地の秋季大会で参加校が128校を上回る時はベスト32以上、
それ以外の場合は、ベスト16以上となります。

(3回戦突破ぐらいの成績になるかと思います。)

 

この様な選考基準に見合う学校を各都道府県が1校選出して、
その判断を選考委員会に委ねるます。

ただ、今回の21世紀枠の学校から判断する限りでは、
東京の小山台がベスト8
和歌山の海難が準優勝
鹿児島の大島はベスト4

なので、その時の選考委員会の判断にも関係する部分なんでしょうが、
ベスト8は最低ラインなのかなーって感じはしますけど、、

 

 

という訳で、同じ甲子園の全国大会であっても、
代表校となる学校は、ちょっと夏とは毛色が違うのかも知れません。

で、実際21世紀枠で選抜高校野球に出場となった学校の成績ですが、
2013年までに33校が出場し、その内、25校が初戦敗退です!

目立った成績を残したのは、
2001年の宜野座(沖縄)、2009年の利府(宮城)の2校のみ…

 

ちょっと選抜高校野球の見方が変わった気がします。

 

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