フィリピン⇔名古屋 関西空港を利用した口コミ的な感想

先日、帰国の為に、はじめて関西空港を利用しました。

一人で帰国する関係もあり、多少事前にリサーチしていましたが、
それでも、実際とはギャップがあり、少し戸惑う部分もありましたので、
これから、関西空港を利用して海外に出国・入国する方に向け、
そのポイントを実体験からあげてみました。

はじめて利用する空港・特に初めて海外へ行かれる方は、不安もあると思いますので、
その、ご参考になれば幸いです。

 

 

関西空港を利用した経緯

仕事の関係で私は1年の大部分をフィリピンで過ごすのですが、
住居はマニラではなく、クラーク近郊になります。

それでも以前はマニラから乗っていたのですが、近年マニラ市内の渋滞がひどい為、
クラーク国際空港を利用するようになりました。
ですが、クラークには日本への直行便がありませんでした。

しかし、昨年からジェットスターが運航を開始し、直行可能になったのです。

但し、私の家は名古屋なので、本当ならセントレアが一番便利。
残念ながら、現在はセントレア行きの直行便はありませんので、
今回、関西空港を利用することにしました。

関西空港を利用した経緯

ちなみに、関西空港までのアクセスは、「はるか」+「のぞみ」です。



 

出入国時の流れ

出国時 入国時
搭乗手続き 検疫
手荷物検査 入国検査
税関 荷物の受取り
出国審査 税関
検疫
搭乗

上記に出入国時の流れをご紹介しています。
こちらは、どこの国へ行く場合も基本的には同じですが、大体の国では、国際予防接種証明書の提示などは必要ありませんし、税関に関しては、規定外のモノがなければ問題なく、また各自で異なる部分なので、私のイメージとしては、、

出国時:搭乗手続き→手荷物検査→出国審査
入国時:入国検査→荷物の受取り

こんな感じで、割とシンプルに考えています。
なので、帰国時まずいくべきなのは、入国検査、イミグレーションになります。

 

関空での国際線は、一部を除き第1ターミナルが使用されます。

関空での国際線は、一部を除き第1ターミナルが使用されます。
※クリックで拡大

そこで、公式サイトから、第1ターミナルのフロアマップを参考にしていたのですが…

 

関西空港フロアマップ1
※クリックで拡大

 

関西空港フロアマップ2
※クリックで拡大

 

国際線ゲート(北ウィング)と本館(KIXエアサイドアベニュー)を連絡するウイングシャトルの利用が、
マップからはよく理解できていませんでした。

なので、単純に到着フロアから2Fに上がれば、イミグレーションがあると思っていたのですが、これが間違いで、先に1階からシャトルで本館に移動しないといけません。

後から考えれば、北ウィングと第一ターミナルの移動にウイングシャトルを使っただけなんですが、私は、マップで本館(KIX AIRSIDE AVENUE)の記載から誤解してしまいました。

 

個人的には公式サイトのフロアマップより、JALから公開されているフロアマップの方が分かりやすい。

関空から外国:第一ターミナル→シャトル→搭乗ゲート
外国から関空:到着フロア→シャトル→第一ターミナル

この様に、飛行機の搭乗・降機の前後でシャトル移動があることだけ理解していれば、
関西空港内は分かりやすいです。

また、電車で関西空港を行き来する場合、関西空港駅が利用されますが、第一ターミナルと関西空港駅の場所は先にご紹介した通り、分かりやすい位置関係なので、第一ターミナルの2Fにいれば、迷う事はありません。

 

 

関空は顔認証ゲートで出入国がスムーズ

昨年から関西空港でも顔認証ゲートが導入されました(自国パスポートのみ利用可)。
私が行った時にはスッカスカで待ち時間0秒で速攻でした。

国内では成田、羽田、関西、セントレア、福岡空港に導入されているようです。

動画では10数秒と言っていましたが、体感的には数秒に感じました。
パスポートの写真のあるページを開いてスキャナーにセット(置くだけ)し、正面をしっかり向いていればスグ終わります。

驚いたのはフィリピンサイドで、クラークにも顔認証ゲートが導入されていました。
但し、フィリピンの方には、まだ、馴染み・認識が薄い為か、以前同様、窓口に並ぶ方が人気でした^^; (或いは日本の機器より利用条件が厳しいのか?)



 

マニラ・クラークからはジェットスターがオススメ

名古屋駅から関空まで、最速の公共交通機関を利用した場合、2時間半ぐらいはかかってしまいます。
また、その交通費が別途2万円ぐらい必要。

なので、トランジット便より費用はかさんでしまいそうですが、 今回はジェットスターで利用したので、寧ろ、トータルでは安かったです。
これで、セントレアでも運航が開始されれば、今後はジェットスター一択。

最初は、「LLCって、どうなんだろう?」と、多少の不安もありましたが、普段エコノミーを利用される方であれば、4時間程度のフライトなら、大丈夫だと思います。

私はエクストラ・レッグルームのシートを予約しましたので、寧ろ、PRのエコノミー席より広かったです。
なので、狭くて不便を感じることはありませんでしたが、シート自体は少し安普請な様です^^;

それでも、オプションでちゃっかりプラス、受託手荷物30kg、エクストラ・レッグルームをつけて、42,000円。
勿論、往復のチケット代金です。

ジェットスターの予約は公式サイトが便利ですが、 こちらの格安航空券比較サービス→エアトリを活用すると、他社と比べてどれ位安いのかも分かりますし、場合によっては、LLCではない航空会社が安い時もあります。

 

デメリットに感じた点

私は、インナー:半袖ヒートテック、トップス:長袖シャツ、長袖カーディガン、ボトムス:ジーパンでしたが、エアコンを閉めた状態でも、機内は寒かったです。
なので、ブランケットは必要だと感じました。

ですが、ジェットスターの場合、ブランケットは無料サービスでは用意されていませんので、オプションの機内快適グッズを付けないといけません。
機内快適グッズ(ネックピロー、歯ブラシセット、耳栓、ソックス、アイマスク、ブランケット)

バウチャーは、ちゃっかりプラスに含まれているので、一応ついてきますが期待しないでください(個人的にはカップのチョコアイスは美味しかった)。
食べ物などの持ち込みは可能なので事前にコンビニなどで弁当を買った方が良いです^^;
但し、飲み物は「機内への液体持ち込み制限」がありますので、セキュリティーチェック後の制限区域内で購入。

 

次回利用時の参考

これは、殆ど自分に宛てたメッセージになります。
後から知ったのですが、今回の利用では、3つのオプションをつけたのですが、しっかりMaxをオプションにしておけば、これ一つでOKでした。
金額的にはしっかりMaxの方が200円高いのですが、ちゃっかりプラスにはない、「払い戻し」と「柔軟な運賃規則」がついています。

私の場合、帰国自体をキャンセルすることは略あり得ませんが、帰りの便は変更の可能性はありますし、今回の往路では、『阪和線の踏切内で人が立ち往生により』、特急はるかが25分遅延しました。
関西空港駅では、その影響で、窓口がごった返しでした。

公共交通機関を複数乗り継ぐ場合は、こうした不足自体で全てに繰るいが発生するので、場合によってはチックインに間に合わない可能性もあります。
その際、しっかりMaxなら「柔軟な運賃規則」により、当日の変更も可能ですが、ちゃっかりプラスではできません。200円でこの保証を買ったと思えば、安い気がします。
ちゃっかりプラス:4,000円、しっかりMax:7,700円

それ以外では、やはりブランケットと飲食の事前準備ですね。

 

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