お盆休み渋滞予測2025高速道路渋滞ピークはこの日この時間!
2025年のお盆休み渋滞予測、Uターンラッシュのピーク時間を避け賢くドライブ♪
毎年のお盆休み。 子供たちも里のおじいちゃん、おばあちゃんも、心待ちにしている年中行事の一つです。でも、悩みの種がUターンラッシュによる高速道路の渋滞です。
お盆の時期は道路だけでなく電車や飛行機も混雑しますが、イライラ感やトイレの問題など、自動車を使っての帰省は何かと心身に負担がかかります。
例年、数十キロの渋滞が発生する個所もありますし、万一、事故でも発生すれば、さらに渋滞長が長くなってしまいます。
満足にスピードが出せない高速道路なんて、ハイウェイじゃなーい!!
高速道路の料金に大枚をはたいているのに、これでは元が取れないじゃないか!そんな嘆きも聞こえてきます^^;
まぁでも、お盆時期の状態はハッキリいって仕方ないですね。
皆さん、お盆休みを楽しみたいのはどこの家族でも一緒ですから、、私達にできることは、せめてUターンラッシュのピークを避けること。
実は大渋滞必至のピーク日でも、時間をズラすだけ混雑全然は違うんです。
ベテランのドライバーさんは必ずそのポイントを押さえています。
しかし、それには2025年の混雑の先読み、渋滞予測が必要です。
お盆間際になれば、各所予測情報が出てきますが、お盆休みのスケジュールを立てる上で、間に合わない場合もあるよね。
そこで、過去の渋滞データを元に、
2025年のお盆休み渋滞ピーク日、ピーク時間をズバリ予測してみました。
是非、今年のお盆休み際はご参考にしてください^^
2025年は高速の下り線で大渋滞があるんじゃないかと・・・
2025年お盆の休みの渋滞予測する上で…
ご存じのとおり、お盆休みは社会全体としてそこまで大きく変わるものではありません。
ポイントは土日がどこに絡んでくるかだけです。
なので2025年の渋滞予測は、過去の渋滞傾向からある程度高確率な予測が可能になります。多少のズレはあると思いますが、お盆休みの際の参考にしてください。
昨年の高速道路渋滞傾向
10km以上の渋滞発生は528回
30km以上の渋滞発生は43回 発生しています。
(10km以上の渋滞は3.6%減少、30km以上は4.9%増加)
国土交通省の資料によると昨年のお盆休み期間中(8/6~8/16)、
高速道路の渋滞ワーストランキングは、
1位は東北自動車下り 矢板北PA付近:56.5km
2位は名神高速道路下り 旧山科BS付近:52.3km
3位は東名高速道路下り 山北BS付近:47.5km
身も蓋もないない言葉ですが「お盆期間中、渋滞に巻き込まれるのは仕方がない!」
これは大前提ですね^^;
では、昨年の渋滞傾向を見て行きましょう。
高速道路の渋滞傾向
以下のグラフはNEXCOが公開する東日本・西日本管内の高速道路で10km以上の渋滞件数と発生日を示したものです。
高速道路下り10km以上の渋滞発生グラフ
高速道路上り10km以上の渋滞発生グラフ
またお盆休みの渋滞、その年により発生数は増減しますが、常に渋滞のピーク数は、殆どの毎年11日と13日に発生しています。
これは上り下り関係なく、お出かけ、お戻りが重なることを意味します。
上下線10km以上の渋滞比較グラフ
上記のグラフは昨年一昨年の上下線の渋滞を比較したもの。共に11日と14日がピークとなっているのがお分かりかと思います。
一般的にお盆期間は8/13~8/16ですので、以前は8/13の渋滞ピークが恒例でしたが、2016年から山の日「8/11」が祝日に制定されたことにより、下り線の渋滞傾向も変り、この山の日が金・土・日にあたる年は、8/11に渋滞ピークとなります。
上り線は16日の後の土日絡みも関係しますが、連休が明ける1日2日前に渋滞ピークとなる傾向があります。
真夏の暑い中、帰って翌日から出勤というの辛いものがありますからね。そんな心理が表れている感じがします。
では、高速道路渋滞を予測する前に2025年のお盆休みを考えてみましょう。
2025年の世間のお盆休みはこんな感じです
こんな年もあるんですね^^2025年は最高の形でお盆休みを迎えます。世間一般、多くの会社勤めの方が9連休となるでしょう!
例年、きっちり4連休のお盆休みとなっているサラリーマンの方には、この夏の長期連休はさぞかし喜ばしいことではないでしょうか。山の日の恩恵をこれ程感じられる年はありません。この日が土日に絡むと大きな連休になってきます。
更にお盆後の平日2日間が土日挟まれるので、少しお盆休みが長い会社であれば10連休が実現されるので、出不精の方でも出かけたくなるかも知れません。それなれば全体交通量は増えますし渋滞への影響も考えられます。
お盆休み2025 渋滞予測
2025年のお盆休みが「まさかこんな形になっているとは…」と初めて知った方は、驚きと同時に、渋滞事情にも耳を傾げたいところだと思います。
お盆休みの渋滞予測とし「NEXCO」の発表をご参考にされる方も多いと思います。ですが、現在はそれらの情報は一切公開されていません。また、筆者的にはそこまで参考になる予測情報とも思っていません^^;
その理由を過去の渋滞予測を交えてお話します。
NEXCO 過去の渋滞予測
NEXCOでは、毎年高速道路の渋滞予測が公式ページで発表されます。
この様なものです。
2018年の予測
2017年の予測
これらを参考にドライブスケジュールを立てる方も多いと思いますが、個人的には過度の信頼は控えた方が良いと感じます。
予測と実態の違い
この差を大きいとみるか小さいとするかはそれぞれだと思いますが、私的には微妙な気がしますし、11日のピークも甘かった感じがしました。
しかし、こうした予測をご覧になった上での行動と言えますので、予測を公開していなければ、予想通りだったのでは…とも言えなくはありません。
ただ、11日の渋滞を甘く考えて出発した方には残念な状況だったでしょう。なので、こうした予測はあくまで参考程度とするか、若しくは、予測をご覧になった方の行動まで予測するような考え方が必要かも知れません。
また、こうした渋滞予測は早くて1カ月前、昨年の様に2週間前ということもあり、ホテルや旅館の予約を必要とする様なプランの場合、間に合わない場合もあります。
2018年7月25日公開:お盆期間の高速道路における渋滞予測と対策について 全国版
2017年7月14日公開:お盆期間の高速道路における渋滞予測と対策について 全国版
渋滞に関する誤解情報
近年、新たな高速道路が開通するなど、渋滞の緩和にはつながっていることは一利用者として感じる点があります。
しかし、それが特別な期間に対してどこまで効果があるのかは不明なところ。そんなNEXCO公式ページでは、こんなデータも公開されています。
新名神開通後、一昨年と昨年の渋滞が8割減ったという資料ですが、これは一部の区間(高槻JCT・IC~吹田JCT)30kmほどの道路においてのことで、名神高速道路全体が渋滞を表すものではありません。
ただ、ぱっと見のイメージとしては良し悪しで、渋滞事情を甘く考えてしまいそうです。
しかし、先述しています通り、お盆期間中の渋滞は寧ろ仕方がないことで、その中で、大きな渋滞につかまらない運航計画を立てることが望ましいです。
ましてや、略コロナ禍が明けという状況で初めて迎えるお盆休みです。正確な渋滞予測は、正直なところ難しい部分があると言えそうです。
しかし、敢えて予測を立てみましょう。
お盆休み2025渋滞ピークはこの日
あくまで筆者の予測なので参考程度にお願いします^^;
絶対数は何とも言えませんので、下り線、上り線のピーク日から、それぞれの日を相対的に考えてみました。
下り線 渋滞予想
上り線 渋滞予想
下りのピーク日:8月11日と8月12日
上りのピーク日:8月16日、準ピークとして14日と17日
大渋滞を回避する心得
お盆期間中、高速道路の10km~20km程度の渋滞にハマるのは仕方ありません。
重要なのは渋滞を如何回避するのかです。
ここで言う大渋滞とは、30km以上の渋滞のこと。
この規模の渋滞は、更なる渋滞リスクも高くなりますので、一歩間違えば、とんでもない渋滞に発展する可能性も出てきます。
余談ですが、、
若い時、車で名古屋から岡山まで小旅行に出かけたことがありました。最初は快調だったのですが、 養老を超えたあたりだったか?渋滞に捕まりました。
渋滞予報が40,50,と京都に近づくに連れて増えていき、最終的に80kmの渋滞になって、完全に停車状態となりました。そこから、のろのろ動いたり止まったりを繰り返すこと3時間、それでも移動距離は精々数キロだったと思います。
結局、その日に岡山到着を諦め、京都南インター付近のモー○ルに泊まった苦い体験があります^^;
30km以上の渋滞発生状況
昨年のお盆休み期間に30km以上の渋滞をグラフにしました。
下りが青帯、上りがオレンジです。
基本、お休み期間中には何日であっても発生していますが、下り線では休み前半、上り線では後半に発生しやすい傾向があることが分かります。
この規模の渋滞は大きなストレスですし、接触事故のリスクも高まるので、快適なドライブには誰もが避けたいものですが、グラフのとおり大渋滞の発生しない日はありませんので、日にちを調整して確実に回避するのは難しいと言えます。
では、こうした大渋滞を事前に予測して回避することは不可能なのか?というと、そんな事はありません。
渋滞の発生は、日にちだけではなく時間帯にも大きく関係するため、高速道路を運転する時間を調整すれば、極力渋滞に巻き込まれないドライブも不可能ではないのです。
賢いドライブスケジュール
高速道路では、渋滞しやすい時間帯とそうでない時間帯がハッキリしています。それをご理解いただく上で、渋滞幹線道路を時間単位で分析してみました。時系列にグラフ化することで、その特徴が顕著になりましたのでご覧ください。
①8月6日~8月9日 下り線過去の渋滞傾向
②8月6日~8月9日 上り線過去の渋滞傾向
③8月10日~8月16日 下り線過去の渋滞傾向
④年8月10日~8月16日 上り線過去の渋滞傾向
上の4つのグラフは、お盆期間の渋滞回数を時間単位で表したもので、お盆の間が8/13~8/16にあたる為、8/12を区切りにして
8月6日~8月12日と8月13日(土)~8月16日(火)の二つに分け、それを上り線と上り線とでグラフ化してみました。
面白い傾向が出ていると思いますよ( v ̄▽ ̄)
恐らく、上のグラフをご覧になっただけで、渋滞を避けるアイデアにお気づきの方も多いと思いますが、一応、次の項目で渋滞回避のドライブプランをご紹介しましょう。
渋滞ピーク時間を避けノンストレス
①~④のグラフの特徴を捉えることが渋滞回避の手段です。では、グラフざっくりした説明と回避プランをお伝えします。
2025年8月6日~8月9日(上り)渋滞回避時間は?
午前午後2回のピークがあるのが分かります。大きな渋滞を避けるにはこの時間帯を上手くかわすのが一番です。
午前中・夕方の渋滞が嘘のようにお昼前後はポッカリ穴が開いています。13時から16時前ぐらいに移動ができるならココが狙いどころです。安全策で行くなら、夜8時以降であれば渋滞はなさそうです。
※グリーンの帯はオススメの時間帯になります。
2025年8月6日~8月9日(下り)渋滞回避時間は?
反対に下りの場合は、午前中に大きな渋滞ピークになっている分、午後の渋滞は比較的穏やかな感じです。
堅く行くなら午後8時以降が一番ですが、昼間移動したいのであれば、14時ぐらいからであれば、大きな渋滞リススクは避けられます。
2025年8月10日~8月16日(上り)渋滞回避時間は?
午前中の渋滞は穏やかな反面、午後の渋滞は多くの道路で発生しそうです。
そこで、この期間に移動するなら、朝なるべく早い時間にお出かけるなるのが良さそうです。
まぁ、この時間帯は他のパターンでもそうなんですが仮に渋滞になっても、軽傷で済みます、後お昼前後良さそうですが、午後の渋滞には注意が必要。
2025年8月10日~8月16日(下り)渋滞回避時間は?
下りは上りと逆の形で朝早い時間から渋滞が予想されます。しかし、午前中のUターンがお昼前後から急激に緩和され、夕方まで目立った渋滞は少ない。
以上から、午後一番に出かけて17時前に高速を降りる感じであれば、渋滞の被害は軽傷かと予測できます。後は21時ぐらいであれば渋滞はないでしょう。
この様に、ピーク時間を避けてお出かけプランを考えていただければ、お盆休みの渋滞も極力避けられると思います^^
上手な活用法としては、グラフから渋滞の傾向を掴んで、その後に、先の表で渋滞した幹線を利用されるのであれば、渋滞ピークを向かえるであろう時間帯に、その渋滞区間から るべく離れる
ドライブスケジュールを組むことです♪
掲載したグラフを活用して渋滞の傾向を掴んでいただき、「マイプラン」を立ててください。
イライラのない快適・安全運転で充実したお盆休みを。。
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シェアすると昼間混んじゃいそうですけどね