2021年の確定申告 予防接種は医療費控除の対象になる?
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2021年の確定申告の際「(令和3年)2月15日(月)~3月15日(月)」に、
医療費控除の対象に付いて悩む方は多いのではないのでしょうか。
医療費って通常の診察費とか治療費だけではなく、
健康診断や入院費、歯の矯正治療、入れ歯の費用、薬代、
出産費用、不妊治療の費用など様々なものがありますよね。
また、医療費の中には、予防接種もあります。
予防接種は無料で受けられるものもありますが、
実費のものもあり、割と高額だったりします。
特に小さいお子さんのいる家庭だと、
たくさんの予防接種を受けますから、
予防接種の費用が医療控除の対象となるかは気になるところです。
医療控除の対象なら、2021年の確定申告で申請することで、
還付金となって多少は戻ってきますから、
家計預かる主婦としては気になるところなんですよね。
今日はそんな医療控除と予防接種に関してお話します。
2021年の確定申告をする方はしっかり読んでくださいな。
予防接種は医療控除の対象になるの?
一口に予防接種と言っても色々です。
例えば、インフルエンザの予防接種は、
シーズンになると毎回のようにお世話になる方もいるでしょう。
また自治体により無料で受けられるものもあれば、
1万円くらいの費用がかかる高額な予防接種もありますよね。
そういえば、少し前に風疹の流行り、
将来的な妊娠を希望している方は風疹の予防接種を受けた方も
いるのではないでしょうか。
この風疹の予防接種も高額ですよね。
更に、風疹の場合は、抗体検査も必要になってくるので、
両方で2万円近くの費用がかかることになります。
これだけの費用になってきますと、
それが医療費控除の対象になるか、ならないかは、
決して小さなことじゃなくなってきます。
では、結論ですが・・・
こうした予防摂取の費用は医療費控除の対象にはなりません!
医療費控除の対象となるのは、病気の怪我や治療だけです。
予防接種のような予防のための治療に関しては、
残念ながら、医療控除の対象とはならいのです。
医療控除対象となる予防接種もある!
ただし、例外となる予防接種も実あるんです!
何らかの病気を患っていて、
予防接種を受けなければ症状が悪化する危険性がある場合には、
病気の治療の一部として医療費控除の対象となることがあります。
予防接種が病気の治療に大切なものかどうかに関しては、
医師により判断されます。
この場合は、予防接種の領収書、
医者に通うために支払った交通費の領収書などを
大事に保管しておきましょう。
2021年の確定申告の時に必要となります。
それと、2021年の確定申告の段階では、
予防接種は医療費控除の対象にならないのですが、
医療費控除の対象ってだんだんと広がりつつあります^^
例えば、もっともよく知られているものだと、
視力回復のためのレーザー手術は最近医療費控除の対象として
認められるようになりました。
コレ結構大きいですよね。
なので、もしかしたら近い将来予防接種も、
医療費控除の対象として認められる時代が来るかも知れません!
そうなった時に備え、「予防接種は医療費控除の対象にならないから。」
と言って即効で領収書を捨ててしまわずに、
確定申告が終わるまでは残しておく癖をつけるのも良い気がします。
そして、確定申告の時期が来たら、
本当に医療費控除の対象に該当しないのか再チェックをして、
不要な領収書を処分する方向がいいじゃないでしょうか。
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