土浦全国花火競技大会って歴史があるって聞くけどいつから?
土浦花火大会、正しくは土浦全国花火競技大会と言って、
一般的な花火大会とは少し異なります。
全国津々浦々、夏になると各地で花火大会が開催されますが、
土浦の花火大会って凄く歴史がある花火大会なんですよ。
『その辺の花火大会と一緒にしてもらっちゃ困るぜ!』
と花火職人も言っておりますw
あ、私が勝手に言いました・・(^_^;)
では、どれくらい歴史があるか見ていきましょう~。
土浦全国花火競技大会はいつから始まったの?
毎年10月に土浦市で開催されるこの花火大会は、
大正14年から続く歴史ある大会で、全国から約80万人が集まるんだって!
茨城県最大規模のイベントになっていますヽ(*´∀`)ノ
競技はスターマインの部、10号玉の部、創造花火の部の3部門があり、
内閣総理大臣賞、経済産業大臣賞などの賞が授与されます。
花火大会と言うと「夏」というイメージが大きいですが、
土浦花火大会は秋に開催されるんですよ!
秋にする理由もきちんとあり、実りの秋を祝って農民の勤労を慰める
という気持ちが込められているんです。
途中、第二次世界大戦による中断があったんだけど、
昭和21年9月に第14回大会として再開されました!
大会は、尺玉(10号玉)を中心に2日間に渡って開催されていたんだけど、
天候問題で審査への影響などがあり、
昭和34年から現在と同じ1日間の開催になりました。
打ち上げ場所も今まで何回か変更がありました。
霞ヶ浦湖畔や桜川匂橋付近で打ち上げた事もあったそうですが、
昭和46年(第40回)から現在の桜川畔大曲付近で開催しています。
花火師にとっては気合が入る花火大会!
土浦花火大会はただの花火大会とは異なり、
競技大会という名目になっています。
なので、花火師さんにとって、
土浦の花火大会に命をかけていると言ってもおかしくないのねw
それはなぜかというと・・
スターマインの部の優勝者には「経済産業大臣賞」、
10号玉の部の優勝者には「中小企業庁長官賞」
創造花火の部の優勝者には「茨城県知事賞」がそれぞれ授与されます。
これらの賞を取る事が花火師にとって最高の栄誉となっています!
平成12年からは、3部門の優勝者の中から煙火技術の向上に貢献し、
なおかつ観る人に感動を与えたと認められる最も優秀な花火師に
「内閣総理大臣賞」が授与されるようになりましたヽ(*´∀`)ノ
これは、数ある花火大会の中でも土浦と大曲の花火大会だけに授与される賞なので、
全国の花火師たちの目標でもあるんです!
大曲の花火大会も以前テレビで見たことがありますが、
花火に命をかけてる花火師さんに感動しました^^
土浦の花火大会は、「スターマイン日本一」を決める大会とも言われています。
スターマインと言えば、今ではあちこちの花火大会で使われているんだけど、
土浦の花火大会では花火師さんも『最高のスターマインを仕込むぜぃ!』と
花火作りに時間や労力を使って作っているそうです。
↓これが魂を込めたワイドスターマイン(スターマイン)
こういった経緯を知った上で観覧すると、観る方も真剣に見ますよね。
ただ、綺麗なぁ~で見るんじゃなくって、
花火職人はどういう思いで花火を打ち上げているのか・・
この花火はどういう思いが込められているのかなどを考えてこそ、
意味のある花火大会になるんではないでしょうか^^
土浦花火大会の歴史まとめ
土浦花火大会は正式には土浦全国花火競技大会といいます。
大正14年から続く歴史ある花火大会です。
今年は10月4日(土)に開催されます。
開催時間は18時~20時30分頃までです。
花火大会と言えば「夏」ですが、土浦の花火大会は「秋」に開催されます。
これもきちんと理由があって実りの秋を祝って
農民の勤労を慰めるという気持ちが込められています。
そして花火をバンバン打ち上げて終わり~ではなく、
土浦の花火大会は競技大会となっています。
なので日本中の花火師さんはこの日に向けて
時間と労力を使い、気合満々で望んでいます。
見どころは何といっても「スターマイン」です。
500メートルにも及ぶ日本一のスターマイン競技を是非じっくり見て欲しいと思います。
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