良い印象を与えたい!新入社員の挨拶メールのマナーと例文

新入社員 挨拶メール

この春に、新入社員として社会人デビューをする方は、
必要なものの購入に引越しに…と、今時期は準備に忙しくされていることでしょう。

そんな、何かと忙しい、新生活への準備期間ですが、
物の購入とかのほかにも、やっておかなければいけない大事なことがあります。
それは、ビジネスマナーを学んでおくこと。

特に、入社後すぐに送ることになる、新入社員の挨拶メールについては、
入社する前に、きちんと書き方やマナーなどを覚えておいた方が良いと思います。

なぜなら、入社後は新しい環境や仕事に慣れるのに、いっぱいいっぱいになるので
そんな気持ちにも時間にも余裕が無い中で、
挨拶メールのようなビジネスマナー的なことを、全くのイチから勉強して覚えて、
すぐに送る!なんて凄く大変ですし、実際、やろうとしても難しいからです。

良い印象を与えたい!新入社員の挨拶メールのマナーと例文

それに、そんな余裕が無い中で、焦って変な文章や、失礼な内容のメールを送って、
相手から「今度の新人はマナー知らず」「仕事も期待できなそう」
だなんて思われたり、変なレッテルを貼られたら嫌ですよね。

逆に、新人の時に、きちんとした挨拶メールを送れたなら、良い印象を与えられますし、
その後の関係がスムーズになりますから、ぜひ今のうちに書き方を覚えておきましょう!

というわけで、今回はこの、新入社員の挨拶メールについて、
マナーや書き方、参考になる例文などをご紹介しますよ。
新しく始まる社会人生活を、
楽しく充実したものにするために、ぜひ参考にしてみてくださいね!

 


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新入社員の挨拶メールは誰に送る?

新入社員の挨拶メールは、基本的には、
入社式後に直接会って挨拶ができない社員や、取引先に送ります。

同じ会社の社員でも、別の支店にいる人や、
入社式に参加しない役員などには、直接会って挨拶する機会がありませんが、
メールで挨拶しておくと、「〇〇支店に配属された新人くんか」と覚えてもらえますし
その後、会う機会があったときに、挨拶メールがあったのと無いのとでは、
関係が円滑にいくか、そうでないか、かなり違うので、きちんと送っておきましょう。

入社式後に直接会って挨拶ができない社員や、取引先に送ります。

また、取引先へ送る挨拶メールも同様で、
きちんとした内容の挨拶を送っておくことで、相手からの印象が良くなりますし、
実際に相手と関わるようになったときに、
「あの時挨拶メールをくれた〇〇さんですね」と覚えてもらえて、
仕事がしやすくなりますよ。

ちなみに、社内向けも取引先向けも、どちらも基本は敬語や丁寧語ですが、
取引先へ送るメールは、社内向けよりも更に、丁寧で堅めの文章にします。

また、自己紹介の内容も、社内向けは「〇〇大学出身です」のような
少しプライベートな内容も書きますが、
取引先に送る際は、そういう自己紹介は不要です。
このへんの違いは、後述する例文で、比べながら、参考にしてみてくださいね。

 

 

 

新入社員の挨拶メールのマナーは?

挨拶メールを送る際には、いくつかマナーがあります。
以下に詳しくご紹介しますね。

新入社員の挨拶メールだとすぐにわかるような件名にします。

内容がすぐにわかるような件名にする

挨拶メールを送る場合、件名は、
たとえば『配属のご挨拶です(新入社員、佐藤)』のような、
すぐに、新入社員の挨拶メールだとすぐにわかるような件名にします。

これは、上司や取引先、先輩など、忙しい相手に、
余計な時間をとらせないための配慮
です。

社会人には基本的に、業務に関するメールが毎日大量に来ますが、
全てを来た順番に開いてゆっくり読んでいたら、時間がいくらあっても足りないので、
まず件名で内容を判断し重要で緊急性の高いものからチェックする人が多いです。

その中で、新入社員の挨拶メールは、重要度も緊急性も低いですから
挨拶だとすぐにわかる件名をつけることで、
「これは後回しにして、休憩時間に読もう」
とかの判断が、つきやすくなるんですね。

今後ビジネスメールを送る際は必ず必要なマナーなので意識してみてください

ちなみにこの、わかりやすい件名、というのは、挨拶メール以外にも、
今後ビジネスメールを送る際は必ず必要なマナーなので意識してみてくださいね。

 

 

本文はシンプルな構成で内容も簡潔に

先に書いたように、新入社員の挨拶メールは、
緊急性の低い内容を、忙しい相手に読んでもらうことになるわけですから、
本文も、なるべく簡潔に、相手に時間を取らせないものが望ましいです。

ですので、丁寧かつ、要点を絞って、簡潔にまとめましょう。
文字数にして、だいたい500文字くらいを目安にすると、良いですよ。

本文の構成としては…

①宛先
②書き出しの文と自己紹介
③指導のお願い
④差出人

この順番で書いていきます。
実際にどんな感じの文章にするかは、後述の例文を参考にしてくださいね。

 

 

3.教育係になる先輩社員にも挨拶メールをccで送る

新入社員が入社すると、
多くの場合、配属された部署の先輩が教育係となり、仕事を教えてくれます。

この、先輩から新入社員として教育をされている間は、
あなたが他の誰かに送るどんな些細なメールも、勿論、新入社員の挨拶メールも、
教育係の先輩にccで送っておきましょう。

これは、教育係の先輩は、指導をしている新入社員の行動をきちんと把握できないと、
ミスがあっても指摘ができないからです。

教育係になる先輩社員にも挨拶メールをccで送る

つまり、あなたが上司や関係部署などに新入社員の挨拶メールを送る際に、
もし仮に、失礼だったりマナー違反な内容を送ってしまっていたとしても、
先輩にccで送っていなかった場合は、誰もそれを指摘したり、正してくれませんから
先方に「なんかあの新人、常識が無い奴だな」と思われたままになってしまいます。

また、後輩の指導がしっかり出来ていないということで
教育係の先輩の社内での評価も下がってしまい、迷惑がかかります。

些細なことに思えるかもしれませんが、
この、「挨拶メールでも、教育係の先輩にccで送る」は、重要なことなので、
ぜひ守ってくださいね。

 

 

 

新入社員の挨拶メール例文

では、前項で紹介したマナーやポイントをおさえた、
新入社員の挨拶メールの例文を、社内向け・取引先向けに分けて、
ご紹介します。

文章を自分に合った内容に改編して、オリジナルの挨拶メール文を作る為の、
参考や、ひな形として、お役立てくださいね。

 

社内宛ての挨拶メール例文

○○支店の皆様

はじめまして。

この度、4月1日付で○○部署に
配属が決まりました、山田一郎です。
実家は○○県で、○○大学を卒業しました。
在学中は〇〇を専攻しておりました。

〇〇部署で担当させていただく製品は
自分の専攻分野とは異なるジャンルで、戸惑いもありますが
常に様々なことに興味を持ち、専門知識や製品知識をひとつでも多く吸収し
1日でも早く皆様のお役に立てるように頑張りたいと思います。

初めての仕事でご迷惑をおかけすると思いますが、
精一杯努力していきますので、
どうかご指導のほどよろしくお願い申しあげます。

〇〇部署 山田 一郎
(内線)
(メールアドレス)

 

 

取引先への挨拶メール例文

株式会社 ○○
○○事業部 部長 ○○ ○○様

平素は大変お世話になっております。

この度4月1日付で△△株式会社に入社しました山田一郎と申します。
○○(会社)様は弊社とお付き合いの歴史が非常に長く、
とても大切なお取引先と承っております。

入社して間もない私ではございますが、
1日でも早く新しい環境に慣れ、職務に励む所存でございます。

今後もこれまでと変わらぬ、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。
メールで失礼とは存じますが、取り急ぎご連絡申し上げます。

△△株式会社
○○事業部
山田一郎
(会社住所)
(電話番号)
(メールアドレス)

 

社内宛ての挨拶メール例文

以上、新入社員の挨拶メールについて、マナーや書き方、例文などのご紹介でした。
入社前に予習しておく、入社後すぐに必要になるビジネスマナーのひとつとして
参考にして頂きたいと思います。

またこの、入社後すぐに送る事になる、新入社員の挨拶メールでのマナーは、
その先に沢山やりとりすることになるビジネスメールの基本にもなるものなので、
これをきっかけに学んでおくことで、社会人生活をする間、ずっと役に立ちますよ。
ぜひしっかり、覚えてみてくださいね。

皆様が、新入社員の挨拶メールをきちんと送ることで、
周りから「デキる新人だな」「しっかりした人だな」と好印象を抱かれて
社会人デビューを成功させ、楽しく充実した新生活を送れるようになるために、
この記事が、少しでもお役にたれれば、とても嬉しいです。

 

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