服装に決まりごとは?お盆のお墓参りでの男性と女性の装い

お盆の墓参りの服装 男性と女性

夏季休暇、夏の行楽シーズン、帰省ラッシュ…何かと慌ただしい季節ですが…
亡くなった方をお迎えし、また送り出すお盆には、落ち着いた気持ちでお墓参りをしたいものです。

お墓参りの服装には決まりごとがあるのか?

ところで、お墓参りの服装には決まりごとがあるのか?
相応しい装いとはどのようなものか知っていますか?

実両親や兄弟姉妹と行く場合は周りになんとなく合わせたり、若しくは「これこれこういう服装で」と指定があったりして、特に自分で調べたり考える必要も無かったけれど。。

結婚後、初めて婚家のお墓やお寺にお参りする場合など、「あれっ?そういえば余所ではどうしているのだろう?」と「急にマナーや、余所のお宅では何を着ているの?」と、気になってしまう方も居るのではないでしょうか。

かちっとしたフォーマルで?そんなに気張らずカジュアルに?

「かちっとしたフォーマルで?そんなに気張らずカジュアルに?」

実際に行かれる際は、お参り一行の中心になる方に服装を確認してみるのが間違い無いと思いますが、様々なケースでの装いを知っておいても損はありませんので、ご参考にしていただければと思います。

 

 

お盆のお墓参りでの服装について

1. お墓参りの服装に決まりはあるのか

最初からズバリこれですが…基本的には、自由です。特に決まりは無いそうです。
カジュアルだったり、Tシャツなどのラフな服装で行っても、マナー違反という事にはなりません。

但し、あくまで基本的にはという話であり、やはり先述のように誰と行くかによっても変わりますし、お墓にお参りする事を、故人のお宅を訪問する事に置き換えて考えた場合…よそのお宅に行くときは、気張ってお洒落はしないにしても、清潔感だとかそれなりに気をつかった服装で訪ねますよね?

基本的には自由です。

また、お盆時期はお参りの最中に他の親族と会う可能性もありますから、そのことを踏まえて常識の範囲内というか、やはりあまりにだらしない恰好は避けるべきなのではと思います。

ちなみに、後述しますが故人が亡くなってから1年以内のお墓にお参りする場合は黒っぽい服装で行くのが無難です。

 

2. 初盆・新盆でのお墓参りの服装

故人の四十九日が過ぎて初めて迎えるお盆を初盆(はつぼん)または新盆(にいぼん)といいます。宗派にもよりますが、僧侶による読経があり、法要が行われますので服装も勿論それに相応しいものが望ましいです。

最近は施主と親族以外の方でも喪服の方が多くなっているそうですが、招かれた方は黒っぽい平服でも良いとされています。
平服とは所謂ドレスコードで、かしこまった礼服ではなく、略礼服の事で、普段着という意味ではありません。

男性は控えめな色のスーツ、女性は同じく黒や紺などの控えめな色のワンピースなど。
女性の場合は、アクセサリーや化粧の色なども派手にならないように注意を払います。

アクセサリーや化粧の色なども派手にならないように注意を払います。

ただし、前述の通り、最近は招かれた方も喪服という場合もあるようですので、参加の際は確認をされたほうが無難でしょう。

 

3. 避けた方がよい服装は?

基本的に服装は自由…というお話を先程しましたが、全身が赤、白などのおめでたいイメージの色や、派手なアクセサリー、あまりにも露出が高い服装は避けた方が良いでしょう。

お墓参りは供養をして、先祖の冥福を祈るのも…ご先祖様に尊い感謝、偲ぶ気持ちが大切とされる場です。であれば、自然にタブーと思う服装もご想像できますよね^^;

あまりにも露出が高い服装は避けた方が良いでしょう。

 

最後に。

お墓参りはあくまで故人の供養や、亡くなった方への近況報告のために行くもので、お参りの気持ちが大切なのではありますが、その気持ちを示すためにも、それなりに服装にも気を配った方が良いのかなと思いました。

そういう心遣いも含めての、”気持ち”なのではないかなと。自分も周囲も納得出来るような装いで、爽やかにお墓参りをしたいですね。

 

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