ブルームーン2025年はいつ見れる?幸せのラッキー満月の真相!
ブルームーン2025いつ
皆さん、ブルームーンってご存知ですか?
直訳すると「青い月」って意味ですが、これが本当に青く見えるなら素敵ですよね!
そして、これを見られると幸せになれるんだとか。いいですねぇ~、神秘の力をもらうって感じでしょうか♪
でもこのお月様、なかなかお目にかかれません。ですが、2025年はそれを見ることができてしまいます!しかもオマケ付き^^
今年は火星の準接近が起きたり、木星と土星が超大接近したり、大きな目の部分日食が見られたり、三角形の太陽が沖縄で登場したり、ラッキーな天体イベントが続く年ですね♪
そんなブルームーンが2025年、いつ頃見られるのか紹介いたします!
2025年を逃したらまた暫く見られないので、絶対に見逃さないでくださいね。
と、その前にこのブルームーンについてちょっと勉強してみましょう。
なんで「幸せになれる」と言われているのか。
どうしてなかなか見ることができないのか。ブルームーンの基礎知識をご説明します。
皆に自慢できる! 基礎知識
1、何で「ブルームーン」て言うの?
実はこのブルームーン、残念なことに絶対に青く見えるってわけではないのです。というよりも、殆どの場合は普通の満月に見えてしまいます・・・。
「ならブルームーンじゃないじゃん!」て思いますよね。
でもなんでこの名前がついたかについては、幾つかの由来があります。
まずはチェコ語で「青い月」って呼んでいた伝聞、そして2つの月を意味するフランス語の「la deux lune」が英訳される時に間違って「blue moon」になったなんて話もあります。
この月は元々、ある条件を満たした満月であって、その条件とは「1ヶ月の間に出た2度目の満月であること」になります。
なので北米では「once in a blue moon(とても希なこと)」として単語を使っていたりします。また、昔の年鑑(1年間の出来事などを収録し解説した刊行物)から来ている、なんて話もあります。
ですから一般的に、青い月だからではなく珍しい月だからブルームーンと呼んでいることが多いんです。
2、本当に青く見えるの?
これについては、火山の噴火や隕石の落下などで発生するチリやガスの影響で青く見えると言われています。なので、空が青く見える「ラマン効果」と同じ理由なんじゃないか!と考えられている方もいるようですよ。
ラマン効果とは、簡単に言うと物質に光を当て、光が散乱した時、その光の中に別の波長の光が混じっている現象を言います。
太陽の光って実は七色で、それぞれの色は波長が違うんです。
なのでこの効果が生まれるんですね。そして波長が短い紫に近い光は、散乱しすぎて殆ど見えなくなります。
ですが青い光は波長が短くても、何とか私たちのところまで届いて、空気中のチリなどとぶつかり、錯乱して空を青く見せてくれるのだそうです。
因みに赤は波長が一番長いので、太陽が沈んで横から空気中を長~く照らす夕方は、赤く見えるようですよ。
ちょっと脱線しましたが、月の光も太陽が元ですし、こう考えると青くなる理由も何となく分かるような気がします。
1883年には、インドネシアのジャワ島とスマトラ島の間にある火山島クラカタウ(クラカトアとも言う)の火山が噴火して、約2年間は月の色が青に変わった、なんて話もあるのです。
でもやっぱり実際のところは、はっきりした理由は分からないみたいですね。けれどこの効果の条件を上手く満たしたら、本当に青く見えるのかもしれません。
3、「幸せになれる」って言われてる意味は?
そんな摩訶不思議なブルームーンは、「見られたら幸せになれる」なんて言われていたりします。
でもこれは月が青くて不思議なパワーがもらえそうだからではなく、見られる確率が低いからっていうのが一番関係しているようです。
満月は殆ど、1ヶ月のうちに1度しか出ません。
そこを2回見られるのは、昔の方にとっては、驚きだったでしょう!
『何が起こった!?』って感じなんかな?いい意味でも悪い意味でも、何かどんでもないことが起きそうな気がしたのでしょう。
そんなブルームーン、いい意味として、寝る前に見ると幸せになれる…みたいですよ。
ブルームーンの発生現象をひも解く
ブルームーンが同じ月に現れる2度目の満月であることはご理解いただきましたよね。
ここでは、もう一歩踏み込んで、地球と満月の関係について考えてみましょう。
地球から見える満月や新月などの現象には下図の様な位置関係によるものです。
地球と太陽の直線上に月が入った時が新月。太陽と月の直線上間に地球が位置すると満月となります。
月が地球の惑星であることはご存知のとおりです。
月の公転周期は27.3日なので、満月の周期も27.3日となればシンプルですが、月同様、地球も太陽の惑星になりますので1年周期で公転しているため、現実的には、29.5日が月の満ち欠け周期になるのです。
満月は十五夜とも表現されることがあるので勘違いしそうですが、新月から数えて15日目のお月様になるので十五夜と呼ばれます。
ちなみに地球の公転速度は時速108,000㎞という物凄いスピード。
ですので、月初が満月、又は大の月(1ヶ月の日数が31日)の2日目が満月であれば、その月には二度目の満月、つまりブルームーンが登場します!
また、ブルームーンにはもう一つの定義?があります。
その定義とは、1季節(二分二至で区切られた3ヶ月間)に満月が4回あった場合、その3回目の満月をブルームーンと呼ぶ。というものなのですが、筆者的にはややこしく、また由来とされている「la deux lune」とも意味が違うので、このブログでは、この定義をブルームーンとする事は基本いたしません。
2025年のブルームーンはこの日この時間で
前置きが長くなってしまいましたが、本題である「2025年のブルームーンがいつになるのか」、ご説明させていただきます。
ブルームーンは…ありません!
次のブルームーンは2026年5月31日です。
この満月の時間は天候と同じぐらい大切な要素です。満月が午前中の早い時間の場合、実際には前夜見る月の方が満月に近い円だったりするのです。
季節的にも秋ですから野外でのんびり月を見上げるのも一興です。また、この月の最初の満月となる10月6日(月)は「中秋の名月」になります。
見え方の違いを比べてみるのもアリではないでしょうか。
見られる時間は割りと長い!
次に見られる時間ですが、何分しか見れない訳ではありません。
ブルームーンといっても、いつもの満月と特別な違いは無く、すぐに沈んじゃうってことはないので安心してください。
翌日まで略丸い状態ですので、月の見える時間帯なら大丈夫です。
東京都の月の出入り時刻は、
8月20日… 出:18時56分 / 入:5時6分 / 方位:139.76°
「月の方角が分からない」という方はいないと思いますが、真西になります。
ブルームーンにちなんだおしゃれな過ごし方
ただ見るだけじゃつまらない!という方は、こんな過ごし方は如何でしょうか?
ブルームーンって、何も満月だけに付いている名前ではありません。
まずは、バラです。
ブルームーンって名前が付いた素敵なバラがあります。ドイツ原産のバラになりますね。
当初の花言葉は「不可能」「有り得ない」みたいな意味だったようですが、今は新しく「奇跡」や「神の祝福」なんて意味も持っているそうです。
苗で売られていることが多いので、当日にガーデニング好きな恋人やご家族にプレゼントすると素敵です!
花に興味ないって方は、お酒なんかどうでしょう。「ブルームーン」ってカクテルを知っていますか?
紫色の場合が多いようですが、中には本当に青くて綺麗な色のブルームーンもあります。
このカクテルを飲んで、大人な過ごし方をするのもいいんじゃないでしょうか?
珍しい月はブルームーンだけじゃない!?
その年々で珍しい月とされるのは、ブルームーンやスーパームーンが有名ですが、現在では毎月の満月には色んな呼ばれ方をするようになっているようです。
折角ですので、それらの変わった?満月について2025年の日程をご紹介します。
ウルフムーン 1月14日
スノームーン 2月12日
ワームムーン 3/月14日 ※皆既月食
ピンクムーン 4月13日
フラワームーン 5月13日
ストロベリームーン 6月11日
バックムーン 7月11日
スタージョンムーン 8月9日
コーンムーン 9月8日
ハンターズムーン 10月7日
ビーバームーン 11月5日 ※スーパームーン
コールドムーン 12月5日
以上、2025年のブルームーンについてのお話でした。先述通り「次は2026年まで見ることはできません!」
また、天候条件や時間も関係してきますので、実際には周期以上に数少ない機会です。しっかりと見たいですよね。
普通に月が見えるなら、どこからでもブルームーンは見ることができます。
ですが、これは天気がいい時に限ります。曇りや雨だと見えなくなるので天気が良くなってくれることを祈りましょう!
そして、お願いことも忘れないように♪ 皆さん、素敵な夜をお過ごし下さい。
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