初詣2025おみくじの由来と意味~吉か凶で悩むのは無意味?~
初詣2025 おみくじの由来と意味
2025年のお正月までもうすぐですね。
お正月と言って真っ先に思い浮かぶのはお節…ではなく^^;
初詣、ということにしておきましょう。
そして、初詣の楽しみと言えばおみくじですよね。
年初めから大吉なんて引き当てれば、「わぁ~、今年はどんだけ運がいんだろう^^」なんて舞い上がってしまいますし、反対に凶なんて引いてしまったら、ちょっと落ち込んでしまいます^^;
さて、今日はそんな”御神籤”の由来や意味についてお話したいと思います。
ですが、その前に少し私の身の上話を聞いてください。。
先日、職場のホテルにインドの人が来られました。
でも、宿泊を希望するお客様としてではなく、、「占いをしてあげるよ」という占い師としての来訪だったです。
そんな場面で、当惑しているスタッフの前に立ち、「こちらへどうぞ」と席をすすめた私。。
数分後、生涯仕事は何をすべきか、結婚はいつ出来るか、見える運命を教えて下さいと…猛烈に食いつく日本人の鑑定が始まりました^^;
そこで1番強く言われたことは、
「来年あんたは大金持ちになる!宝くじを買え!絶対に買え!!」って事でした。
しかし保守的な私は宝クジなどあまり買ったことがなく、くじはくじでもおみくじならば毎年初詣に行って神社で引くなぁ…
と、いった事もありまして、今年の年末、 2025年も初詣に行くであろうし、インド人占い師さんにもくじのお告げを頂いたので、いつも初詣でひいているくじ、「おみくじ」とは一体なんぞや…その由来や意味につて調べてみることにしました。
おみくじの由来
おみくじは昔、国の政(まつりごと)、つまり国家や社会を正しくおさめる際に用いられていたそう。
なにか事項を決める際には神の意志を占うため、くじを引いて決めたそうです。
今では神社やお寺へ参拝に来た人の個人の吉凶を占うことがほとんどですが、昔はスケールが大きかったようですね。
ちなみにおみくじという言葉を分解すると。
お……接頭語
み……「くじ」に尊敬の接頭辞「み」をくわえたもの
となります。
おみき、おみこしにも同じ意味の接頭語が使われています。
この言葉からだけでも、くじというものが、昔はとても敬われていたものだということが分かりますね!
また、
・串のような棒状の物を使う
・箱から引き当て、えぐったものを中から出す
などの意味として「くじる」という言葉が転じて生まれたといった説も有名です。
「初詣行ってくじらない?え?、くじっちゃおうよ、くじろ?!」と言うのは正しい日本語です。いえ、自信はありません^^;
おみくじの意味
皆さんもご存知、おみくじには吉と凶があります。大吉―吉―中吉―小吉―末吉―凶
更に細かく分けると、大吉-中吉-小吉-吉-半吉-末吉-末小吉-凶-小凶-半凶-末凶-大凶
などなどあります!
しかし吉だからってなんでも上手くいく、凶が出たから全部ダメ、というわけでもないようで、肝心なのは説明書きのところです。
おみくじとはつまり神様からのメッセージ。
頂いた言葉を受け入れ、悪いことは改善し、良い物はのばせられるよう生活に反映させること。それが本来のおみくじを引く意味だと思います。
「凶って字を見てみろ!へこんだところにカタカナのメ、があるだろう。
だからこれから芽が出る、それ以上悪くならんと考えろ!」
と、中学生の時先生に言われなるほどと思った覚えがあります。要は気持ちの持ちようです。
よく見かける、くくってあるおみくじ
よく神社やお寺に行くと、木や柵におみくじがくくりつけてあります。
「なんでせっかく引いたのに、ここに置いて帰るんだろう。
内容覚えていられるのかな。」
引いたおみくじは手帳に貼り、その年は読み返す習慣がある私には、わざわざ引いたおみくじを境内に残して帰る……そんな人が不思議でありませんでした。
ところがこれまたちゃんとした意味があったのです。
例えば凶のおみくじを引いてしまった。
そんな時利き腕と反対の手でどこかに結びつければ、困難な行いをした。つまり修行をしたことになり、凶が吉に転じるという説があるらしいのです!
だから良い結果でなかったおみくじを結ぶ習慣が出来たのです。
結び方については⇒コチラ
最後に・・・
なんと「おみくじ」という言葉には、籤・お御籤・お仏籤・御神籤・御御籤・御仏籤・おみ籤・神籤・御籤・仏籤と、沢山の当て字があるようです!
さらさらっと書けたら、ちょっとカッコイイかも。。
いかがでしたでしょうか。吉か凶かよりも大切なのは書いてある内容。どうしてもアンハッピーなものが出ちゃったら、利き手でない方の手できちんと設けられた場所にくくりつけ、「運命を切り開くのは自分!」と考え過ごしましょう!
2025年の初詣、是非くじってみて下さい。
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