ダルくて眠いこの正月ボケとは?原因や解消方法など
正月ボケとは 原因
旅行先で楽しんだり、自宅や実家でのんびりしたりなど、
過ごし方は人によって様々ですが、そういった長いお正月休みが終わると
大抵の方は、なんだか頭も身体もシャキッとしない、ダルくて眠い、
まだ休みの延長線上にいるような、
そんな所謂”正月ボケ”と呼ばれる状態になりますよね。
休み明け一週間くらいはのんびりモード…というのが許されるなら、
徐々に頭と身体を慣らせばいいのですが、
社会人の場合は正月休み明けから年度末に向けて忙しくなる職場も多いですし、
学生も受験とか課題とか色々忙しいですから、正月ボケはなるべく早く解消して、
すっきりやるべきことに取り組めるよう心も体も整えたいものです。
そのためには、まず正月ボケの原因など、その正体を知る事が大事です。
原因を把握することで、解消方法もきちんと意味を理解しながら実践すると、
効果が実感しやすくなりますよ。
というわけで今回は、正月ボケとはなんなのか?
その原因や効果的な解消方法などについて、ご紹介します。
ぼんやりした頭で忙しい日を過ごすのは辛いので、
一日も早くスッキリ気持ちよく日々を過ごせるようになるために、
ぜひお役立てくださいね。
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正月ボケとは?その原因は?
休み明けの倦怠感がつらい正月ボケ。
その原因はズバリ、不規則な生活リズムです!
お正月中は、外出したり家に居たり、人によって過ごし方は違うにしろ、
遅くまでテレビを見て夜更かしをしたり、お正月のご馳走を食べすぎたり、
大抵の方は普段と違う生活リズムで過ごしていますよね。
私たちの身体は普段、一定の生体リズムに従って働いていますが、
寝不足や昼夜逆転、不規則な食生活などの不摂生を続けると
生体リズムが狂って自律神経のバランスが乱れてしまうんです。
これが、上記のような不規則な生活をしたせいで、
お正月休み中に起こってしまっているというわけです。
まず、夜更かしや昼夜逆転は、体内時計を狂わせます。
本来人間は夜寝ることで身体をリセットしていますが、
夜更かしして日中寝る、を繰り返すことで、この「夜寝て身体をリセット」という
リズムが崩れ、正月ボケの身体がだるい・やる気が出ない・眠い・集中できない、
という不快な症状に繋がっています。
次に、不規則な食生活。休み中は、食事時のご馳走の食べ過ぎの他にも、
食べたい時に食べる、というような不規則な食生活になりがちですよね。
一日中食べたり飲んだりしたり、普段よりもたくさん食べすぎたりすると、
普段以上の量の食事が体内に入ってくるので、
それを消化するのに身体のエネルギーを大量に使い、そのせいで疲れ、
それを補うために睡眠をとりたくなり、眠くなります。
また、この「食べて眠くなる」と、前述の「夜更かしして昼間寝る」は
密接に関わりがあり、食べ過ぎて眠くなるから昼間寝る、昼寝したことで
夜眠くないので夜更かし、夜更かししたので次の日眠くて昼間寝る、
と不規則な生活リズムに繋がってしまいます。
たとえ正月休み中に夜更かしするつもりがなくても、
昼間食べ過ぎることで結果的にそうなってしまう可能性が高まるので、
注意が必要です。
滅多にない長い休みですから、思う存分楽しく気ままに過ごしたい
という気持ちになるのは仕方のないことなんですが、
そのせいで、いざ休みが明けたときに、忙しいのに倦怠感が続くのは辛いので、
この夜更かしと食べ過ぎ、意識して気を付けてみてください。
正月ボケを解消する方法
正月ボケの原因は不規則な生活リズム、と前述しましたが、
それが分かって気を付けていても、呼ばれて行った親戚の家で
ついつい沢山食べさせられたり、家族の夜更かしに付き合ったり、
自制がきかなかったりなど、正月ボケになってしまう可能性はありますよね。
そしてそんな時は、なったことを嘆くより、
早めの解消を試みてさっさとスッキリしましょう!
では、早く正月ボケを解消するのに役立つ方法をご紹介します。
どれも簡単で、意識すれば誰にでも出来る事なので、ぜひ試してみてください。
二度寝しない
正月ボケになっていると、特に朝が眠くて怠いので、布団の中で目が覚めても
「もうちょっと寝ていたい~」と誘惑に負けそうになりますが、
その誘惑と欲求に負けずに、布団からパッと出るようにしてください。
そして、出来れば朝6時に起きるのが良いです。
朝6時というのは、コルチゾールとホルモンという物質が多く分泌されて、
体内で身体を動かす準備が始まるのがこの時間なので
6時に起きて朝日を浴びることによって、身体が正常に機能するからです。
熱いシャワーを浴びる
二度寝をやめて頑張って起きたら、当然その時は眠いでしょうが、
その眠気をとるために、熱いシャワーを浴びるのがおすすめです。
起床時の眠気や怠さは、睡眠時などにリラックス状態にする副交感神経が
まだ働いていて、脳が目覚めていないことが原因なのです。
また副交感神経の働きの他にも、血行不良や代謝の低下のせいで眠い
ということも考えられますので、これらを一気に解消するには
熱めのシャワーは効果的なものになります。
40~43℃程度の熱めのシャワーを浴びることで、代謝も上がりますし、
副交感神経から交感神経(運動時など活発に活動しているときに働く神経)
への切り替わりも行われますので、一気に目が覚めて、身体もシャキッとします。
適度な休憩をとる
生活リズムや体内時計が乱れていなくても、
長い間集中し続けることは人間にとって難しいことです。
それなのに、正月ボケの状態でそれをするのは、もっと無理ですよね。
ですから、仕事でも勉強でも、無理をして長時間集中しつづけよう
とするのではなく、適度に休憩をとることをおすすめします。
1時間に1回はトイレに行くとか、1時間集中したら5分程度の休憩をとり、
また昼食後に15分程度の仮眠をとるなどを繰り返すことで、
身体のリズムを取り戻し、体内時計の正常化を図り、
正月ボケも治っていきます。
軽い運動をする
正月ボケでダラけた状態で急に激しい運動をするのは良くありませんが、
ウォーキングやストレッチなど軽度の運動は、自律神経の働きを改善させるので、
正月ボケの解消にも効果があります。ついでに、正月太りの解消にも^^
早起きしてウォーキング時間をもてれば一番ですけど、難しい方もいるでしょう。
そんな方は、通勤区間の1~2駅分を歩いててみたり、またストレッチもオススメ。
ストレッチは、身体を激しく動かさなくても充分に身体を温めて血行を改善し、
自律神経も整えてくれます。
テレビを見ながらとかの「ながら運動」でもいいので試してみてください。
以上、正月ボケの原因と、解消する方法のご紹介でした。
正月ボケの要因は色々また完全に回避するのも難しいところです。
でも、原因を知って意識しておくことで避けられるところは避けて、
正月ボケを軽減させることはできます。
更に、解消方法も把握しておくことで、倦怠感を早く終わらせることも。
お正月休みの期間は人によって違いますが、
自由気ままな生活を休み明けの数日前に終わらせ、
残り期間を普段の規則正しい生活パターンに戻すようにすれば、
休み明け後の正月ボケを回避または軽減させることもできます。
この記事が正月ボケ軽減の参考になれば嬉しいです。
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