大曲の花火大会2024日程~桟敷席をゲットする5つの方法~
大曲の花火大会2024日程~桟敷席をゲットする5つの方法~
夏の風物詩と言えば、皆さんは何をイメージされるでしょうか。
私もいくつか浮かんできますが、中でも真夏の夜空を彩る花火大会は、物心が付いた頃から、家族を持った今日に至るまで、毎夏、それぞれの思い出として強く記憶に残っている、特別なイベントです。
シーズンになると、全国各地で、様々に工夫が凝らされた花火大会が開催されますが、今回は「大曲の花火大会」をご紹介したいと思います。
「大曲花火大会」は、今年2024年で96回目を迎える伝統ある花火大会で、正式には「大曲の花火大会」と呼ばれています。
文字通り、この花火大会は、全国の花火師の日本一を決める大会で、内閣総理大臣賞や経済産業大臣賞をはじめ、数々の賞が用意されています。そのため、花火師達も渾身の力を込めて花火を製作し、受賞を目指します。
花火人気ランキングでも、秋田県では第1位!また、全国の名だたる花火大会の中でも、第4位という高い評価を得ています。
花火師たちが匠の技で、職人魂を込めて製作した花火です。誰もが「一度は直接観てみたい!」と思いますよね!
そんなことから、毎年70万人を超える人で賑わいます。
そんなすごい花火を、少しでもいい場所から観賞したい!
誰もがそう思っていますし、できれば無料で、いいスポットを探したい、そンな方も少なくないでしょう。
詳細は後でご紹介しますが、実は、近隣のキャンプ場などの穴場はあります。でも、場所取りはとても困難なんです。
ネットの穴場情報を見て、遠くから足を運んできたものの、既に満員状態で場所が確保できなかった、そんな事態に陥る可能性もあります。
そこで、確実に、ゆっくりと花火を満期したい方には、有料の「桟敷(さじき)席」がおススメです!さすがに有料席だけあって、とてもいい場所が確保されていますよ。
今回は、そんな桟敷席の情報を中心にご紹介します。
2024大曲花火大会基本情報
まず最初に、2024年の大曲花火大会の基本情報をご紹介しましょう。
▽第96回全国花火競技大会
開催日程:8月31日(土)
打上時間(昨年実績):
昼の部:午後5時15分~午後6時00分
夜の部:午後6時50分~午後9時30分
※嵐や大雨の場合は順延
開催場所:雄物川河畔 大曲橋下流
公式WEB
※上記の日程は現状予想になります。正式発表があり予想通りでした!
大曲花火大会は以前は8月後半の土曜日に開催されていまして、29日30日31日など月末に近い土曜日の開催はなかったのですが近年では最終土曜日に開催されています。
無料で花火見物…ホントに得?
最近は、全国各地で大小の花火大会が開催されていますが、無料席のみの所と、有料席と無料席が区分されている所があります。
優良席が設けられている場合は、原則的には、無料席よりも見やすい場所に設定されています。
せっかくお金を払ったのに、無料席とさして変わらなかった、ということになれば、主催者側にクレームが行くことは必至です。
そのため、無料席とは明らかに差を設けるよう配慮されています。
それは分かるけど、花火大会には必ず無料の穴場スポットがあるし、現に、これまでも場所が確保できてるから大丈夫!そんな方も少なくないでしょう。
必ずしもいい場所が確保できるとは言えない、そんな事実をしっかりと受け止めることができる方なら、それでいいと思います。
でも、花火以外のことを考えてみても、有料にするということは、そのサービスにそれだけの価値があるということです。当然、価値が上がれば値段も高くなるのが市場の原理です。
そのため、サービスを購入したものの、払ったお金程の価値が見いだせない場合、消費者は厳しい評価を下します。
花火大会の有料席も同じことが言えます。この場合の価値とは「見やすさと効率的な場所取り」です。
主催者側は、これらの価値を感じてもらえるような有料席を設定します。
先述したように、この大会は、「全国の名だたる花火師が、本気で技を競い合う」というところが、他の花火大会と際立って異なっています。
それだけに、できるだけベストなポジションから観賞したい場合は、有料ではあっても、やっぱり「桟敷席」がおススメなのです。
「それでも自分は絶対に無料席!」
そんな頑なな方も、今回だけは桟敷席を一考されてはいかがでしょうか!
花火師の魂がこもった花火をいい席で見て欲しい!
「桟敷席」は雄物川の河川敷に設けられます。河川敷をステージに見立てて、ワイドスターマインが連続して打ち上げられます。
大迫力の花火が至近距離で観賞できるんです!
このワイドスターマイン、数十メートルの間隔で一列にセットされ、同時に、また、順番に打ち上げられます。
また、スクリーンに映し出されたり、尺玉やスターマイン、仕掛け花火、ミュージック花火などなど、桟敷席から観る鮮やかな花火の眺望は圧巻です!
繰り返しになりますが、この大会は全国の著名な花火師が、名誉とプライドを賭けて競い合う日本で唯一の花火大会です!
競技は、「昼花火」「10号玉の芯入割物の部」「自由玉の部」「創造花火」、の4部門に分かれていますが、いずれの花火も独創性が高く、絶対に他では見られないものです。
他の花火大会の場合は、見えるだけでいい、風情を楽しむだけで満足だ、そう考えている人も少なからずおられるでしょうが、この大会の場合は、間近で見てこそ価値があります。
くどいようですが、是非桟敷席をご検討いただきたいと思います!
桟敷席の予約方法(受付と申し込み)
桟敷席は、構成や人数によって種類が分かれ、価格も違ってきます。
大きくは、団体向けと個人向けに区分されています。団体販売の方は、主として旅行業者向けです。
一方、一般の方は、個人やグループ向けとなります。
ともかく人気がある花火大会なので、毎年予約が殺到し、直接販売の場合は抽選になります!
チケット購入の流れは次の通りです。
ただ、現時点では、2024年の日程は公表されていません。参考までに、昨年の情報をご紹介しています。
大幅な変更はないものと予想しています。
出典:全国花火競技大会 (会場MAP含む)
申し込み方法の詳細
直接申し込み
大仙市大曲商工会館で受付・即日抽選が行われます。
受付・抽選日時:2018年7月1日午前9時にコンピューター抽選
午前9時までに受付を済ませておく必要があります。
販売:抽選後、当選者に販売されます。
受付・抽選場所:大仙市大曲通町1番13号
アクセス案内:マップ
アクセス案内:マップ
桟敷席の種類と価格・違いは?
桟敷席の種類と価格は次の通りです。
A席(定員6名):23000円
C席(定員5名):15000円
イス席(定員1名):3000円
昨年からは「有料自由観覧エリア」が設定されています。
トイレの設置や警備費用など多額のコストがかかるため、受益者負担として、当日に1名1000円負担することととされています。但し、高校生までは無料です。
それぞれの場所は、以下の会場マップを参考にしてくださいね。
料金は高いですが、ベストの観賞スポットはやはりA席です。会場の正面にあたり、目の前は雄物川。もちろん視界を遮るものは何もありません!また、A席の後側のC席も、中央に位置していて、花火を正面から観賞できるので、とてもいい条件のエリアです。
ただ、残念ながら、目の前には露店が出店しています。通行する人の動きが目に入って、少し気になるかもしれません。
イス席は少し右側になりますが、A・C席と比べると、価格はとてもリーズナブルに設定されています。予算をできるだけ抑えたい、そんな方にはおススメです。
以上、3種類の桟敷席をご紹介しましたが、A席はベストポジションなので、毎年この席から満席になっていきます。
ですが、ものは考えようで、A席は6名で23000円、C席は5名で15000円ですので、一人当たりに換算すると、A席で約3800円、C席では3000円となり、約800円の差ということで、さほど違いはありません。そんなこともあって、A席の人気が高いんでしょうね。
A席をご希望の方は、早めに対応してくださいね!
桟敷席の抽選に外れた諦めるしかないの…
個人販売の場合、以前は二次販売があって、キャンセルが出た場合、専用サイトから申し込むことができました。ところが、現在は実施されていません。
公式サイトでも、有料観覧席の個人販売の注意事項として、キャンセルは不可であるとされています。
二次販売は、業者向けの販売の場合のみ受け付けられます。
直接販売は入手の可能性大!
先述しましたが、花火大会の申込方法は、インターネットと直接販売の二つです。多くの方はインターネットで申し込まれるでしょうが、6月28日の申込期限までにチケットが入手できなかった、そんな方もおられるでしょう。
そこで、是が非でも優良席を確保したいという方は、大曲商工会議所で行われる直接販売をご利用ください!
当日の販売枚数は2000枚で午前9時にコンピューター抽選が行われます。そのため、それまでに受付を済ませておく必要があります。当然、2000名以下の場合は、全員が購入できるということになります。
まずは、インターネットで申し込んで、外れた場合は現地で購入する、この方法なら、優良席を手に入れる確率が上がりますよ!
無料席を狙う!
頑張ってトライしたけれど、桟敷席が確保できなかった、そんな方は、残念ですが無料席で観賞することになります。
会場には、打ち上げ場所の対岸に、無料観覧席のエリアがあります。
11万人分という、比較的広いスペースが取られており、しかも対岸といういいポジションなので、無料席を確保するならこちらをおススメします!
無料席といえば、場所取りが問題になりますが、この大会ではルールが定められています。
会場には、特設の「入場待機場所」があるのですが、ここは、花火大会前日の15時30分から開門されます。待機場所は会場右手です。大会当日の9時30分に開門され、係員の誘導に従って入場します。
画像は2016年のもの開放時間は前日26日(金)の午後3時30分でした。
参考にしてくださいね。
前日から待機しなければなりませんので、覚悟を決めて臨む必要がありますが、それくらいの価値がある花火大会です。待機時間を楽しく過ごす対策も準備して、より良い場所をゲットしましょう!
優良席を取るのも一苦労ですが、無料席の確保にも相当の根性が求められます。いずれにしても、早目の行動が大原則と言えるでしょう。!
穴場を狙う!
さて、ここまでご紹介した場所以外にも、いくつか穴場の観賞スポットがあります。
大曲ファミリーキャンプ場
街が一望できる高台に位置するキャンプ場です。花火を見下ろすという感じの観賞スタイルになります。
大曲中学校周辺
会場から少し距離があるので、比較的人が少ないスポットです。ゆっくりと花火を楽しむことができます。
河川敷のキャンプエリア
車が停めれて、しかもキャンプもできる、家族連れの方には嬉しい穴場です。
姫神公園
先の大曲ファミリーキャンプ場と同じく、高台に位置しているので、いい角度から花火を満喫することができます。
以上、幾つか穴場スポットをご紹介しましたが、穴場とはいえ、サイトでも数多く紹介されているので、確実に場所取りができるという保証はありません。
できるだけ早目に動いて、決めていたスポットが満杯の場合は、直ぐに別のエリアに移動するというような、万一のことを考えたプランを立てておいた方がいいと思います!
オークションやチケットショップでさがす!
桟敷席を確保するために、あらゆる手は尽くしたけれど、手に入れることができなかった、そんな方には、最後の手段として、ヤフーなどのオークションや、チケットショップでの入手も考えられます。
多くの人が観賞したいと思っている人気の花火大会なので、少々料金は高めになると思いますが、それだけの価値が見出さる場合は、この方法も一つです。
原則的に転売は禁止されていますが、中には、最初から転売目的で購入する人もいる可能性があります。最後の砦として、念頭に置いておきましょう!
最後に・・・
今回は、大曲の花火大会2024について、日程や桟敷席、無料観覧席や穴場スポットなどについてご紹介しきました。
いかがでしたでしょうか。
他の花火大会も、それぞれに工夫が凝らされていて、観る人を感動させます。
そんな中でも、この大曲の花火大会は、「プロの花火師が競い合う大会」という点に置いて、他の花火大会とは、ややテイストが異なっています。
開催日も8月最終の土曜日なので、子どもたちにとっては、夏休みのフィナーレを飾るイベントとして、ひときわ強く印象に残る、素敵な夏の思い出になることでしょう!
もちろん、子どもだけでなく、大人も、味わったことのない感動を覚えること間違いなしです!
桟敷席は、競争が熾烈になることは必至ですが、少しでもいい席を確保して、日本でもトップクラスの花火大会を楽しんでくださいね!
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