百万石まつり珠姫&利常公オーディション合格の秘訣とコツ!
金沢を代表するお祭りである「金沢百万石まつり」では、
毎年「百万石行列」と呼ばれる行列が人気をはくしています。
人気俳優の扮した利家と松は豪華であでやかで、
本物の戦国武将とお姫様のようです。
毎年、多くの人がこの行列を見に繰り出すのもうなづけますね。
百万石行列には、利家と松以外にもたくさんの武将や姫が登場します。
さまざまな人が扮した歩兵や、子供が扮した珠姫・利常公も見どころの一つ。
特に珠姫・利常公は毎年オーディションで選ばれた子供たちが扮し、
人気の出し物の一つになっています。
オーディションで受かった子供はもちろん、
その保護者も戦国時代風の扮装で行列に参加できるとあって、
毎年オーディションは大盛況です♪
珠姫と利常公ってどんな人物?
百万石行列で、
唯一オーディションで選ばれた人が扮するのが珠姫と利常公です。
そもそも、利常はどんな人物なのかと言うと・・・
本名:前田利常
加賀藩第2代藩主。父は加賀藩祖の前田利家です。
外様でありながら大きな力を持つ加賀藩は、
なにかと徳川の目に留まりがち・・・
そのため、利常は家康の内孫である珠姫を嫁に迎え(この時わずか3歳)、
なんとか徳川家と協調関係を築きます。
その後もにらまれ続ける加賀藩を守るため、
利常がとった行動は「バカ殿」そのもの。
わざと裸で大はしゃぎしたり、鼻毛を伸ばしてみたり、
といういわば奇行を取ることで、
そして江戸に長く滞在することで徳川の疑いの目をはらしました。
利常はあまり名前が知られていないですが、
かなり賢い藩主だったことがうかがえるエピソードがたくさんあります。
また、珠姫も3歳でお嫁に来て、夫とともに加賀藩を守った賢妻です。
わずか24歳で没しているのが残念・・・(´Д⊂ヽ
どちらも金沢の礎を気づいた人物として、お祭りには欠かせない人物となっています。
どんなオーディション&合否のポイントは?
珠姫役・利常役はどちらもオーディションで決定します。
利常役の応募資格:金沢市内の小学校1年生の男児
珠姫役の応募資格:平成20年6月2日~平成21年6月7日生まれの女児
となっています。
どちらも付き添いで出られる保護者が必要となります。
書類を提出した後は、「審査会」と呼ばれるオーディションが行われ、
そこで利松役、珠姫役が決定します。
オーディションで行われるのは、保護者同伴の面接。
面接の時に重要なのは「お行儀」のようです。
利松役も珠姫役も、長い時間じっとしておかなければなりません。
なので、お行儀が悪い子や元気のよすぎる子はどうしても敬遠されがち・・・^^;
普通の子役のオーディションとは違う観点で審査されるはずです。
あとは、さまざまな質問に大きく元気な声で答えられること。
おとなしい子は小さな声で答えてしまいがちですが、
それだと「大勢の前に出ると泣いてしまうかも・・・」
と思われてしまい、採用されません。
質問されるのは「好きな食べ物は?」などの簡単な質問です。
お子様も答えやすい質問ばかりなので、困ることはないでしょう。
1次審査から2次審査へ移れるのは3人~5人程度です。
2次審査以降も同じように、
「長時間おとなしく座っていられるか」という観点で面接があります。
どうしてもお子様を受からせたい!と言う方は、
「おとなしくしつつも受け答えははっきりと!」
というポイントを親子で押さえておき、オーディションにのぞんでくださいね。
金沢百万石まつりについては、
百万石行列日程や屋台情報の記事も書いていますので宜しければ^^
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2014年 4月 19日トラックバック:金沢百万石まつり2014日程~百万石行列と屋台(露店)特集~
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