高校生の夏休み自由研究 化学・物理の進め方まとめ方
夏休みの自由研究 高校生の化学と物理
なんて・・・、なんてすてきな響きなんでしょう。
まさに青春の1ページを鮮やかに彩るイベントの1つなのではないでしょうか。
学生諸君!夏です。夏休みです。がんがん遊びたいですよね!
そして、さっさと終わらせてしまいたいですよね、夏休みの課題!
特に自由研究は、「自由研究なんてなにすればいいんだよ~」
というお悩みもあるとあるんじゃないでしょうか?
そこでここでは、高校生の自由研究から化学・物理のテーマについて
「どうすればすんなり自由研究ができるか」を書いていきたいと思います。
5年ほど前の経験者なので、今どこまでご参考になるか分かりませんが、
多少役立つ内容もあるかと思います^^;
高校生の自由研究に求められるもの
「どうしてそのテーマを選んだの?」「なぜ興味があるの?」に対し
「どんなふうに調べものをするか」「答えを導き出すか」が
自由研究で重要なポイントです。
小・中学校では簡単な工作や調べものでOKだったかもしれませんが、
もう高校生なので、ちょっとレベルが高いものが期待されます。
「なぜ?」から出発し、「~だから」のゴールまでをもうすこし具体的に、
正確に研究していけたらいいですね。
もし大学を目指している学生さんは、
特に「なにを研究したいのか」「どのように研究すればよいのか」を
知るための良い練習にもなるはずです。
自由研究テーマ 化学・物理はこうして探そう
「すっごく地味だけどはまっていること」
「趣味として普段からやっていること」はありますか?
その趣味が化学・物理と関連付けられないか考えてみましょう。
テーマ選びで肝心なのは「選んだテーマ」が
私たちの生活に関係することかということと、
「最後までわくわくしながら答えを求められるか」が鍵になってきます。
化学・物理のテーマ決めに役立ちそうなサイトをご紹介します。
理科、物理、化学など分野ごとにまとめてくれているので助かります。
サイト先も豊富です!
個人的にはみょうばんの結晶作りが気になりました!
きれいな結晶をつくって「これ、私が作りました」なんて
さらっと言って提出できたらなんかかっこいいなと・・・(笑)
化学な内容が満載のページ。
私なら夏みかんとか柑橘類をスーパーから買ってきて、
それぞれオイルを抽出してみるべく、
「オレンジの皮からオレンジオイルを取り出す」実験をやってみたいです。
野菜燃料ロケットとか友達とやったら地味に面白そう・・・!
手順、アドバイス、解説までしっかりついてる。
それでも、いいネタが見つからない・・・
そんな時はこちらの記事も参考にして下さい。
自由研究の進め方
ではでは。
テーマも見つかったことで、じゃあどうやって知りたいことを見つけるのか。
私も学生の時にやった5つの良い方法があるので、
ぜひ参考にしてみてください!
1.教科書、ノートの中を探す
2.ネットで検索する → 参考になったサイトもメモしておこう
3.図書館の人に聞く、本を読む → 読んだ本の引用をすれば、
自由研究の質と評価をあげられる!
4.いざ実験! → 試してみないことには始まらない
5.失敗する → じつはこれが一番大事
1.教科書、ノートの中を探す
◎調べた、気になったページはメモしておこう!
まずは教科書の中、ノートの落書き、先生がぽろっと言っていたことなど、
授業の中に答えが潜んでいないか確かめましょう!
2.ネットで検索する
◎参考になったサイトもメモしておこう!
検索エンジン、知恵袋、掲示板・・・。ネット上には先生がたくさんいます。
質問をするときは過去に似た質問がされていないか、
言葉に失礼はないかを意識して投げかけましょう。
また参考になったサイトは以下の情報をまとめておくと、
あとでまとめのとき役に立ちます。
Webサイト
・サイトの記事を書いた人(分かるサイトは信頼性がある!)
・Webページの名前
・URL、アドレス
・アクセスした日
3.図書館の人に聞く、本を読む
◎読んだ本の引用をすれば、自由研究の質と評価をあげられる!
図書館で働いている職員は、本を探しに来た人のために
適切な本を見つけてあげるための勉強をつんでいます。
ぜひ、知りたい内容や分野について質問して本を紹介してもらいましょう。
(あくまでもその本の中から答えを見つけ出すのは君しだいです!)
そして参考になった本は以下の情報をまとめておくと、
あとでまとめのとき役に立ちます。
本
・本の名前
・書いた人の名前
・本が出版された年月
・本を出版した会社
4.いざ実験!
◎試してみないことには始まらない
ここで実験前にオススメなのが「実験結果はこうなるのではないか」
「実験を成功させるためにはこうすればいいのではないか」という予測をたてます。
これが、のちのちまとめのときに役に立ちます。
そして本やネットに乗っている方法を試してみたら、
ぜひオリジナルの研究方法も試してみてほしいです。
「参考にした本、サイトにはこうあったが、もし○○を○○するとどうなるのか。」
という好奇心を発揮させてみてください!
5.失敗する
◎じつはこれが一番大事
トーマス・エジソンがこんな言葉を残しています。
「わたしは今までに一度も失敗をしたことがない。
電球が光らないという発見を、今まで二万回したのだ。」
か、かっこいいいいいいですね!!
そうなんです、失敗をしないことには「成功への糸口」がつかめないのです。
だからあえて失敗することをオススメします。
たとえば「この本、サイトにはこのような手順と方法が明記されています。
しかしこうしてみたらどうでしょう・・・」と、あえて成功しない実験をするのです。
そうしたらやっぱり失敗するので、
最終的に「やはり○○の方法ではうまくいかなかった。
そして正しい方法を行うと実験は成功した。
それは~~だからであり、~~だからだ。」と、
実験結果やまとめにつなげやすくなるメリットもあります。
自由研究のまとめ方
さあ課題終了までもう間近!
ここも難しく考える必要はありません、たった5つのことをおさえて
書けば大丈夫です!
1.研究、実験しようと思ったきっかけ
2.予想・目的・知りたい内容はなにか
3.実験方法
4.実験結果
5.考察、感想
☆注意・ポイント
・字数は稼げませんが「~です、ます。」ではなく、
「~である、だ。」調で書きましょう。
1.研究、実験しようと思ったきっかけ
◎動機は「日常のこと」「授業で習ったこと」の2つをあげると説得力がある!
どうして自由研究の題材にしようと思ったのか、「普段の生活の中で~~であるから」、
「また授業でも~~を習った際、もっと知りたいと思ったから」…
などいえたら先生も涙目なはず・・・。
2.予想・目的・知りたい内容はなにか
◎はっきりさせたい実験結果はこれだ、を確認しておく
どんなことが知りたいのか、こういう結果が現れれば成功とみなす、
という定義づけをしておきましょう。
本やサイトのやり方を参考にしてただ実験をするだけでは、
手を抜いているのがばれてしまいます。
ここで堂々と「この研究は○○を解明する為に行う!」と宣言しましょう。
3.実験方法
◎実験している様子、変化の写真は多めに撮る
文字だけでは伝わらないし、「これだけ努力・工夫しました!」
の証拠写真があれば言うことなし。
「ああ!肝心の部分の写真がぶれてた!」なんてことにならないよう、
写真は多めに撮影するのがオススメ。
また実験方法も順序よく、わかりやすいように書くことも必要です。
たとえば誰かが同じ研究、実験をしようとしたときにマネできるように書きましょう。
4.実験結果
◎失敗、成功から分かったことを書く
ここでオススメをしていた「実験結果はこうなるのではないか」
「実験を成功させるためにはこうすればいいのではないか」
という予測にも触れましょう。
最初はこうなると予想を立てたが実際にはこうなった、
もしくは予想通りだった、という学習した内容が鮮やかになります。
また先生から(ああ、工夫を凝らしたんだな)と思ってもらうのにも有効です。
研究の深みも増します。
そして読んだ本から学んだこと、
関係があると思ったことはどんどん引用してみましょう。
書きなれないうちは難しいかもしれませんが、「しっかり勉強したんだな!」
ということが文からにじみ出て、先生のハートと評価にきっと届くはずです。
5.考察、感想
◎考察とは「研究・実験をした結果、わかったこと、考えたこと」
今回の自由研究で~~ということが分かった。
最初は~~だと予想したが、実際にやってみると~~だった。
よって僕/私は・・・と考えた。
先生の好きな言葉の例:
科学の反応は面白い、地上における物理の法則は規則がある、
私たちの生活には不思議があふれている 等
◎感想とは「自分が思ったこと」
実際に研究、実験をして~~が大変だった。
~~も~~といった点で工夫した。
しかし~~をよく理解でき、また~~は僕/私の日常に~~
というふうにかかわっていることが感じられた。
などなど、そしてここで、一番最初にもあげた「選んだテーマ」が
私たちの生活に関係することがいえたらもうばっちりなはずです!
はい!すてきな自由研究ができましたよー!
最後に・・・
いかがでしたでしょうか、化学・物理の「自由研究」、うまくできそうでしょうか。
失敗も成功も、どちらも自由研究の「糧(かて)」になることを期待しています!
そして自由研究だけでなく、
いつか学生諸君の役に立つ情報を伝えられていたら幸いです!!
さあ、夏休みを楽しみましょ~~~!!
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