正月飾りの意味は?「門松、しめ縄、鏡餅を飾る理由」

正月飾り 意味

正月飾りと言われて私が思いつくのは、門松、しめ縄、鏡餅です。
でもこれには地域差があるかも知れませんね。

私の正月飾りの認識は「お正月らしい縁起物ならOKなんじゃないの? 」
という曖昧というか、いい加減なものでした。

しかし、正月飾りにはそれぞれ意味があったのですね。
こういったことは、学校や親に聞くことのありませんでしたので
お恥ずかしい話、本当の意味を今まで知りませんでした。

そこでこの機会に
正月飾りの意味を理解して、気持ちよく新年を迎えたいと思い
shishimaiちょっと調べてみました。

 

『そもそも新年に正月飾りをするのは』
神様を向かい入れてるための祭儀の意があります。
年神様(お正月さま)をお迎えするためです。

そして、1年間無事に過ごせたことに対する感謝
良い年が迎えられるようにご祈願します。

ですから、先に挙げた正月飾りも年神様にちなんだものです。

 


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門松

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門松は年神さまを迎入れる(招く)ための依り代で、
これを目印にやってきます。
また、門松は松の内(1/1~1/7)までの年神様の
仮宿の意味もあります。

江戸時代までは根の生えた松の木を飾っていたそうですが
「想像していたら頭が?になりました(゚ω゚)」

 

 

 

しめ縄(しめ飾り)

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本来はしめ縄ですがしめ飾りでも問題ありません。(うちもマンションなのでしめ飾りです)
しめ縄は神域との境界線を示すものです。
玄関に飾るのは家の中に不浄のものいれないため
いわゆる結界ですね。

 

また、しめ飾りの場合は、それぞれに意味があります。

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扇:末広がりの扇が家内繁栄の意
橙:おめでたい正月の歓迎
しめ縄:領域を示す、周囲の汚れを清め邪悪なものの侵入を絶つ
ゆずり葉:新芽が出ないと古い葉が落ちないことから、子孫繁栄を意味する
ごへい:水を表し不浄を清める意味を表す
藁(わら):豊作祈願(行く年に感謝、来る年に祈願)

正月飾りは地域によって飾られるものが少し変わってきます。
ここに挙げたものは代表的なしめ飾りの例です。

 

 

鏡餅

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年神さまへのお供え物と同時に依り代でもある

古代より日本人は鏡を神聖なものと扱っていたと向きがあり、
昔は鏡が丸かったことから鏡餅と呼ぶ

門松、しめ縄(しめ飾り)は松の内に下げるのですが、
鏡餅はそのまま残し、11日の鏡開きの時に調理して食べます。
鏡餅には神の力が宿るため、それを食べることで神の力が
分け与えれるとされています。(神聖な食べものなんですよ)

 

 

※正月飾りは飾り日にも注意をしましょう。
29日に飾ると、にじゅうく=二重苦
31日に飾ると、一夜飾り(葬儀の飾り)と同じで縁起が悪いため、

基本的には29日前の26~28日が良いそうです。
28日に間に合わない場合は、29日を避け30日に飾ってください。

 

▽以下、正月飾りに関する特集記事です宜しければどうぞ

正月飾りを手作り 簡単グッズを紹介~100均や手作りキット~
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