増税 いつから?消費税はどこまで上がるの?家庭の負担額は?
増税はいつから 消費税引き上げ時期
消費税とは、
物やサービスを消費(購入・利用)した時にかかる税金のことで
私達にはもっとも身近な税金ですね。
消費税そのものは間接税なんですが、
買い物に行った際、サイフから直に出ていくので、
気持ち的には、直接的な税金だなーと思います。
ですから、消費税の引き上げの時期も一般的には気になる所で、
『増税はいつから?』『どこまで上るのか?』なんて話題を
ネット上でも良く見かけます。
消費税に関する現状の増税スケジュールは、
消費税率 | いつから | 引き上げ幅 |
8%(第一段階) | 2014年4月1日~ | 3%(5%→8%) |
10%(第二段階) | 2015年10月~ | 2%(8%→10%) |
消費税について少し補足をしますと、、
消費税は1987年、竹下内閣の時に導入されたシステムで、
1987年4月1日より3%の税率で開始されました。
それから10年後の1997年橋本内閣で、
3%から5%に引き上げられました。
今回の増税は、前回より16年後となります。
中途半端な感じもあって、時期的に如何なの?なんで今?
という疑問もあったりしますが、8%の増税は決定されてしまいました。
また過去の引き上げ後の情勢から判断する限りでは、
増税は良い方に作用していない感じがあります。
消費税を導入した翌年にバブルが崩壊し、
1997年に引き上げた際にも、長いデフレに突入してしまい
GDPは1997年の時より11%も落ち込んでしまいました。
その原因の全てが消費税にある訳ではありませんが、
増税は不景気の時にやるべきではないというのが、
多くの見方のようです。
恐慌突入という声も・・・
増税による家庭の負担額は?
総務省の調べによると
日本の1世帯当たり1ヵ月平均消費支出は245,161円だそうです。
参照元:http://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/shihanki/index.htm
つまり、4月に消費税が5%から8%に引き上げられると
245,161円×3%≒7354.83
一か月約7300円、1年間では約8万8000円の負担(世帯当たり)に
なる訳なんです。
こうして数字にすると分かりますが、
年間9万円近い負担は、現状国内のご家庭で
決して小さなものではありませんよね。
もちろん、個人的にも相当キツイですし、
気持ち的にも煮え切らない事も少なくありません。
しかも、来年の10月には10%になるそうですから、、
その場合には、
月増額:12,258円、年間増額:147,000円(現行5%で比較)
かなり深刻な金額です…
今回、そして次回の消費税の引き上げ目的は、
『社会保障』のためと言うことですが・・・
余程の事が成されないと、
コレ飛んでもないことになりそうな気がしています。
私は何の知識もないズブな素人ですが、
苦しい中、各世帯がこれだけの金額を負担する訳ですから
メリットを感じられる保証がされないとマジでヤバイのでは?
と思えてきます!
ちなみに、
5%から8%の消費税引き上げで
245,161円×5200万件×3%=約3800億円(月)、4.5兆円(年)
5%から10%の増税から計算すると
約6370億円(月)、7兆6490億円(年)
以上の財源を国が手にすることになります。
(↑は自分で拾ってきた数字なので開示情報とは違うかも知れません)
すごい金額ですよね。
現実感がなくて寧ろよく分からない額です(^ω^*)
ただ、莫大なお金だけに、ほんとーに上手く使ってくれれば、
将来に向け良い投資なのかも知れません。
なので、個人的には
「増税 いつから?」
「負担額はどれくらいになるの…」って心配より
『この国民の税金を使って国が何をしてくれるのか?』って所に
心配というか、期待混じりの不安を感じています。
日本の歴史上、英断となるのか
それとも汚点として恥をさらすのか・・・
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