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2026年厄年は何歳 年齢は数え年?男女性では違うの?

2026年の厄年一覧(男女別・年齢早見表)

毎年この時期になると「今年は厄年かも…」という話題があちこちで聞こえてきますよね。
特に年の節目を迎えると、自分や家族の年齢が“厄年”に当たるのかどうか、気になる方も多いと思います。

2026年(令和8年)の厄年は、男女ともに人生の節目にあたる重要な年
体調面・人間関係・環境の変化など、目に見えない影響を感じやすい時期ともいわれています。

「厄年」と聞くと少し不安な響きですが、実は昔から“自分を見つめ直し、次の成長に備える年”として大切にされてきました。
ですので、怖がるよりも上手に意識して過ごすことで、むしろ運気の流れを整える良い機会にもなります。

2026年厄年 男性女性 年齢早見表

この記事では、2026年(令和8年)の男女別厄年一覧をはじめ、
厄年の数え方(数え年)や本厄・前厄・後厄の意味、さらには厄払いを行うおすすめの時期についても、詳しく分かりやすくご紹介します。

また、2026年は辰年(たつどし)。
干支の巡りや九星の配置の関係からも、気運の変化が大きい一年とされており、厄年の考え方にも少し深みが出てきます。
前年から続く社会の変化や健康意識の高まりなど、現代的な視点も交えて見ていきましょう。

それではまずは、「そもそも厄年とはどんな年なのか?」を、あらためて整理してみたいと思います。




 

そもそも厄年とは?

「厄年(やくどし)」とは、人生の中で災難や不調が起こりやすいとされる年齢のことを指します。
古くから日本では、心身のバランスが変わりやすく、生活環境の節目を迎える時期を「厄」として捉え、慎重に過ごす習慣がありました。

昔の人々は、体力・運気・人間関係などが大きく変化する時期を「人生の転換点」として受け止め、
神社で厄払いをしたり、身の回りの整理を行うことで“心を整える年”としてきたのです。

現代では「迷信」と捉えられることもありますが、実際には厄年にあたる年代というのは、仕事や家庭で責任が増えたり、身体的にも無理がきかなくなるなど、“変化と向き合うタイミング”でもあります。
ですので、厄年を「不吉な年」と思うより、「人生を見直す節目」として前向きに捉えるのが良いでしょう。

厄年とは?意味や由来

また、地域や宗派によっては、厄年の考え方や厄払いの時期が少し異なることもあります。
たとえば関西では節分を基準に年を区切る場合が多く、東日本では新年を基準にするケースが多いなど、風習にも違いがあります。

さらに2026年(令和8年)は午年(うまどし)
午は「火」の気を象徴し、勢い・情熱・活発さを示す干支です。 この年は“動のエネルギー”が強く、良くも悪くも変化の波が起きやすい年といわれています。 厄年の方にとっては、慎重に行動を選ぶことが、運を味方につける大きなポイントとなるでしょう。

このように、その年の干支や九星の配置によっても、厄の感じ方や過ごし方に違いが出てくるのです。 続いては、厄年の年齢を決める上で欠かせない「数え年(かぞえどし)」について解説していきましょう。

数え年とは?満年齢との違い

厄年を語る上で欠かせないのが「数え年(かぞえどし)」の考え方です。
数え年は、生まれた年を1歳と数え、以後元日(または節分)を迎えるごとに1歳を加える年齢の数え方。つまり「今年の年齢=満年齢+1」となるのが基本です。

例えば、満年齢で30歳の人は数え年では31歳。多くの神社や伝統行事で用いられてきた年齢の数え方なので、厄年の該当確認ではこの「数え年」を参考にするケースが一般的です。

一方で現代社会では満年齢(生まれた日から数える年齢)を使う場面が多く、混用による誤解も少なくありません。
ですから厄年について調べるときは、記事や神社が「満年齢で記載しているか」「数え年で記載しているか」を必ずチェックすることが重要です。

数え年と満年齢の違い

また、地域によっては「節分(2月3日ごろ)を年の変わり目とする」慣習が根強く残っています。
そのため、「数え年での年齢判定=節分基準」か「元日基準」かで、厄年の該当が1年ズレることがある点にも注意が必要です。

次に、数え年を使った「前厄・本厄・後厄」の見方を具体的に説明していきます。特に2026年は午年の影響で“動き”が出やすいため、厄年の期間中にどのような点を注意すべきかも併せて解説します。




 

2026年(令和8年)の厄年さんは何歳?男女別一覧表

さて、ここからは実際に2026年(令和8年)の厄年に該当する年齢を見ていきましょう。
干支は午(うま)年。勢い・行動力を象徴する年ではありますが、その分「急ぎすぎ」「動きすぎ」での失敗も生まれやすい年とされます。特に本厄にあたる方は、慎重な判断を意識したいところです。

以下の表は、2026年時点の数え年をもとに作成しています。 節分(2026年は2月3日)を年の区切りとした厄年早見表です。

2026年(令和8年)厄年一覧表(数え年)
区分 男性(数え年) 生まれ年 女性(数え年) 生まれ年
前厄 24歳 2003年(平成15年) 18歳 2009年(平成21年)
本厄 25歳 2002年(平成14年) 19歳 2008年(平成20年)
後厄 26歳 2001年(平成13年) 20歳 2007年(平成19年)
前厄 41歳 1986年(昭和61年) 32歳 1993年(平成5年)
本厄 42歳(大厄) 1985年(昭和60年) 33歳(大厄) 1992年(平成4年)
後厄 43歳 1984年(昭和59年) 34歳 1991年(平成3年)
前厄 60歳 1967年(昭和42年) 36歳 1990年(平成2年)
本厄 61歳 1966年(昭和41年・午年) 37歳 1989年(平成元年)
後厄 62歳 1965年(昭和40年) 38歳 1988年(昭和63年)

上記の通り、男性の大厄は42歳、女性の大厄は33歳が該当します。
特に午年生まれ(1966年)の方は自身の干支と重なるため、運気の変わり目を意識しやすい年になるでしょう。

なお、厄年は「人生の節目」とも言われます。 肉体的な変化や家庭・仕事の転換点が訪れやすい年齢と重なるため、単なる迷信として片付けず、自身を見つめ直す年として過ごすことが大切です。

2026年(令和8年)の厄年さんは何歳?

ちなみに、厄年の考え方は古来より「厄(やく)」=「役(やく)」とも結びつけて捉えられ、 本厄は“新たな役割を担う年”という意味を持つとも言われます。
ですから、厄払いを「災いを避けるための儀式」だけでなく、「新しい自分に切り替える儀式」として行うのも良いでしょう。

実際、多くの神社では前年の節分〜本厄の年始にかけて厄除け祈祷を行います。 2026年の場合、節分(2月3日)前の1月中に参拝すると、一年を穏やかに過ごす準備が整うとされます。 大きな神社では混雑しますので、事前予約制・時間指定祈祷があるか確認しておくのもおすすめです。

2026年 厄年の過ごし方と心構え

厄年は「災いの年」と言われる一方で、実は人生の転機ともいわれます。 特に2026年は干支が午(うま)。勢いと行動力を象徴する年でもあるため、「動けば動くほどチャンスに出会える」反面、「焦りすぎ」「無理しすぎ」からトラブルを招くことも。 厄年の人ほど、今年は“立ち止まる勇気”が重要です。

人間関係や仕事、健康面などで変化が起きやすい時期ですが、悪いことばかりではありません。 例えば転職・引越し・結婚・出産など、人生の節目の出来事も多く起こる年齢帯。 つまり、厄年は「変化の年」=「新しい運を呼び込む準備期間」と考えるのが本来の意味です。

午年の厄年の過ごし方

午年の特徴でもある“スピード感”が強く出る年なので、無理な決断や勢い任せの挑戦は控えめに。 一方で、計画的な準備や堅実な努力を積み重ねると、思わぬ良縁や仕事運の開花にもつながります。

厄年に避けたい行動と心がけたいこと

  • ● 一度に多くのことを始めない(焦りが失敗を招きやすい)
  • ● 感情的にならず、冷静な判断を意識する
  • ● 健康診断や人間ドックを受ける(体の変化を軽視しない)
  • ● 周囲への感謝を忘れず、謙虚さを大切に
  • ● 縁起の良い日(大安・天赦日など)に物事を進める

特に2026年のように動きの強い年は、心の乱れが事故や判断ミスを引き寄せやすい傾向も。 厄除けはもちろん、「生活のリズムを整えること」も立派な厄払いの一つです。

厄除け・開運の具体的な方法

厄年を穏やかに過ごすためのポイントとして、以下のような「厄除け習慣」を取り入れてみましょう。

  • ● 節分前後の厄除け祈祷(神社やお寺で正式参拝)
  • ● 神棚・仏壇を清める、身の回りの整理整頓
  • ● 古いお守りを納め、新しいお守りを受ける
  • ● 新しい下着や財布など、「身に着けるもの」を刷新する
  • ● 朝日を浴びる、自然の多い場所でリフレッシュする

中でも人気があるのは、厄除け大社への祈祷参拝です。 有名どころでは、京都の八坂神社、東京の西新井大師、川崎大師、鎌倉の長谷寺などが知られています。 ただし、2026年は午年で動きの年ゆえ、遠出の参拝は無理をせず、地元の氏神様で穏やかにお祈りするのも良いでしょう。

また、厄除け祈願は1月〜2月に行うのが一般的ですが、気持ちの切り替えが必要な時期に改めて参拝しても構いません。 厄年とは“自分の運気を意識的に整えるチャンス”です。焦らず、ゆっくりと過ごすことが開運の近道になります。

2026年 午年のキーワードは「静中の動」

午年はもともと「陽の気」が強く、明るく前向きなエネルギーに満ちた年です。 しかし、動きすぎると空回りすることも。 ですから、厄年にあたる方は特に、静かに動くを意識してみてください。 人に合わせて無理に動くより、自分のペースでコツコツ積み上げる方が、運気の流れを整えやすい年になります。

2026年は、特に「午(うま)」の象徴である速さと直感をどう使うかが鍵です。 直感に従いつつも、地に足をつけた選択を意識することで、厄を“役”へと変えることができます。

焦らず、比べず、自分のペースで。これが2026年の厄年を幸運へと導く最大の秘訣です。

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