三が日とは?3が日の意味はご存じですよね(=゚ω゚=;)
突然ですが、三が日っていう言葉はご存知でしょうか(・・。)ゞ
ご年配の方からすれば、常識じゃないかと思われる方も少なくないと思いますが、恥ずかしながら、昨日子供に「三が日は何か予定があるの?」、そう質問したところ…
『はぁ、三が日って何( ̄O ̄)』と返されたのです。
思わず絶句すると同時に、親としてきちんと教えていなかったことを反省しました。
家の子供だけ知らないのかと気になってネットで検索してみると、年末年始の時期には、「三が日とは」とか、「三が日 意味」などのクエリが多いことから、若い世代には余り知られていないことが分かりました。
私も誰に教わったのかという記憶はありませんが、友達などとの会話でも、自然に使っていました。
でも、今や時代は変わっているようです。
恐らく、学校でも、”三が日”という言葉について、学習する機会などもないのではないでしょうか。
でも、やっぱり日本人なら知っていて欲しいと思いますし、子供の次の世代にも、引き継いでいって欲しい言葉です。
そこで、今回は、三が日の意味と風習についてご紹介します。
三が日とは
三が日とは、元旦から三日間、1/1、1/2、1/3を指します。「正月三が日」と言ったり、「三箇日」と表記されることもあります。
ちなみに、松の内(まつのうち)という言葉がありますが、これは、松飾や門松といった正月飾りを飾っておく期間を表しており、一般的には『1/1~1/7』までとされています。
但し、関西地区の一部では、1/15までが松の内とされています。
日本の殆どの企業では、お正月の三が日は休日としており、家族揃ってお祝いできるよう配慮されています。
とは言え、
サービス業などは、1年の中でも書き入れ時になるので、休むことができない所もたくさんあります。
例えば、鉄道会社などもその一つです。
そこで、三が日のダイヤを、通常とは大幅に変更することで、社員さんが交代で正月休みを取得できるよう、配慮しているそうです。
三が日の意味
次に、三が日の意味について見ていきましょう。
これについてはいくつか説がありますが、最も有力なのは、1月3日に、宮中の祭祀の一つである、「元始祭」が行われているからというものです。
この祭祀は、天皇が宮中三殿において、自ら主宰する「親祭」で、皇位の元始を祝う儀式です。
1948年までは、1月3日は、「元始祭」という名前の休日になっていたことから、この祭祀までの三日間を休みとし、これが「三が日」になったと言われています。
他にも、日本人は「三」という数字が、縁起がいい数字としてきたことから、1年の最初の三日間を三が日にしたという説もあります。
三が日の風習
次に三が日の風習についてです。風習というと堅苦しくなりますが、つまりは三が日の過ごし方です。
三が日には、家族で初詣に出かけたり、書初めをしたりする、そんなご家庭が多いのではないでしょうか。書初めは、冬休みの宿題になっている場合が多いと思います。
子供達のお楽しみのお年玉も、三が日にやり取りする習慣がありますよね。
三が日に必ずしなければならないこと、そのような明確なルールはありませんが、やはり、新しい年の始まりである最初の3日間は、家族団らんでゆっくり過ごすというのがいいのではないでしょうか。
私の父親は、普段はとても多忙で、口数も少ない人だったのですが、三が日だけは、家族の団らんを大切にして、子供にも優しく接してくれました。
ココだけの話ですが、私が小学校の低学年の時に、いきなり御とそを勧められたのを覚えています(≧◇≦)
舐める程度しかできませんでしたが、これが私の人生初のお酒の体験となりました。
以上、三が日の意味や風習などについてご紹介しました。いかがでしたでしょうか。
冒頭でご紹介したように、今の若い世代の人にとって、三が日という言葉は、馴染みが薄くなってきています。
でも、今回ご紹介したように、そもそもの三が日の意味などを知れば、是非次代にも継承していきたいと感じるのは私だけではないでしょう。
学校で教わる機会がないならば、家族が集うお正月にでも、子供達にお話しされてみてはいかがでしょうか。
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