お中元の時期は2024年はいつからいつまで、その理由も…

『最初から2024年のお中元の時期はいつからいつまでですよ♪』
と言ってしまうのは簡単なんですが、それでは、来年再来年また繰り返しとなってしまうかも知れません^^;

それに、
お中元の時期は日々の生活から肌で感じるものだとも思います。
お歳暮もそうですね^^

相手先によってお中元を贈るかどうかを考えたことはあっても、その時期が世間一般としていつ頃なのか…深く考える人は少ないですから。大方は、立ち寄った百貨店や新聞に入るチラシなどから、「もうそんな時期になるのか。」とお気づきになる方多いのではないでしょうか。

ここでは2024年のお中元の時期をお伝えする上で、あなたには、まずお中元の本当の意味をご理解いただきたいと思います。

 

2024年お中元時期はいつからいつまで
これさえ知っておけば、今後あなたはお中元やお歳暮の時期を調べる必要もありませんし、反対に、誰かにお中元時期を聞かれた場合も、ちょっと自慢できるだけの、物知りさんになれると思いますよ。
それでは。。



 

そもそもお中元の意味には…

お中元は、、

中国三大宗教(道教)の習わしである三元が由来になっています。
三元とは上元、中元、下元をいいます。

お中元はこの中元からきたものです。道教における中元は陰暦で文月(ふみづき)15日、つまり7月15日をさしています。

この中元、日本ではお盆の時期にあたりますよね。
仏教ではこの盆に、お墓参りでお供えをする習慣がありました。

暦的に一致していたことも関係あってのことなのか、やがて、中元と盆は融合して、お盆に中元のお供えをするようになっていきます。

 
『これがお中元の由来ですね。』
という訳ですから、元々は先祖供養の仕来りだったのです。しかし、現代社会では、お世話になった方への感謝の印となりました。

また、盆も現在では全国的には多くの地域が8月(8/13~8/16)です。
東京他一部の地域では7月に行うところもありますが、7月に行う盆は新盆とし、一般的にはお盆は8月という認識が多いです。(新盆に対して8月のお盆は旧盆と呼ばれることもあります。)

 

 

2024年 お中元を贈るベストタイミングは?

お中元の意味はお分かりいただけましたか?
古来の意味はお盆のお供えにありますから、お中元の時期はお盆前に先方に届くように贈るのが基本と言えます。

しかし、現在のお中元はその名残は強いものの、お盆用のお供えではなく、感謝の印としてお世話になった方にお届けするものが、本来の意味になってきたことで、お中元の時期としては、割とアバウトですね。

関東、東北、北陸の一部地域では旧盆なので、7/1~7/15その他の地域では概ね、7/15~8/15だと言われています。

つまり、お中元の時期はその地域のお盆時期が目安になります。

お中元はお盆の時期に贈るお供え物?

古き習慣を尊重するなら、お盆前の10日前後にお届けするのがベストだと思います。特にご年配の方にお中元を贈る場合ですが、お世話になった方への感謝の気持ちを重要視するなら、早い時期に贈るのもいいと思います。

これは、お世話になったあの方が、暑い時期にご苦労されているのでは?という気遣いの部分からのことで、「今年の夏も暑くなりそうですが、お身体を大切にしてください。」という気持ちを込めたものです。



私は、どちらかと言えば後者です。

梅雨明けも近くなり、「一雨ごとに暑くなってきたなー」と感じた頃を、お中元を贈るタイミングにしています。
だから、受け取られる側が、旧盆か、新盆の地域にお住まいなのか?ということは、余り考えたことがありません。

 

ただ、賞味期限の短い食べ物を贈るような場合は、お盆の数日前に届くように贈っています。
これは、お盆の時期に親戚の方々が集まった時に召し上がっていただけたら、、というこちらの願いも含めています。

お中元をどういう気持ちで贈るかで時期が変わる

ここまでの説明でご理解いただけたかと思いますが、「2024年のお中元はいつからいつまでに贈るの?」という疑問は、失礼なんですが^^;…ちょっと的外れなことなんです。
2025年も2026年もお中元の時期は一緒です^^

この記事をご覧いただいたあなたは、もう来年から「お盆時期いつからいつまで」なーんて検索するようなことはありませんよね♪…ねっ!

 

 

新暦移行がお盆の月を分けた

先述、お盆の時期に地域差があることに触れていますが、この件に関して、もう少しお話したいと思います。
明治6年に政府が旧暦を新暦に移行させ、行事も新暦の同月同日とするよう、一見わかりやすそうで、実は面倒なお触れを出したことがはじまり。

旧暦と新暦の時差1か月。
先祖代々、7月13日にお迎えに行っていたものが、新暦に従うと、例年より1か月も早くなって、ご先祖様を不意打ちすることになる。

長く地域ぐるみで続いてきた慣習は、そんなお触れひとつでは中々変えらません。特に、田舎や地方の農家ではそうだったのと思います。各地のお祭りも梅雨時の6月に移すことには抵抗もあったでしょう。結果、「それじゃあ、お墓参りは8月にしよう」となったらしい。
これがいわゆる「旧盆」に当たる。

その一方で、素直に従った地域もあるようで、特に政府のにらみの効く東京は当然、新暦7月が多数派を占めた。
新聞屋にもらった我が家のカレンダーも、7月15日に「おぼん」とあります。
そういう経緯から、お盆の時期が二手に分かれることになった、というのが通説になっています。

 

 

お中元時期のまとめ

そもそもお中元はお世話になったかたへのお盆前のご挨拶です。その方に感謝の印として贈るのがお中元です。
元々の意味はお盆のお供えにありますから、その地域のお盆前にお届けするのがベストだと言えますが、夏の暑さに対する苦労を察してのことなら、暑さが厳しくなる夏本番より前に贈るのがいいと私は思います。

しかし、この辺りはお中元にどんな品を贈るかにも関係しますので、ケースバイケースなところもあります。

ただし、個人的にはお盆中(新盆)は避けた方がいい、というか、それ以前にはお届けするべきものだと考えます。

これは、お盆に親戚の方など集まった時に召しあがっていただけことを想定したことや、お盆時期に旅行などで出かけられていて、実際にお中元をお受け取りになるのが、盆明け以降になることを避けるためです。

結論として、お中元時期のベストタイミングは、
①お盆時期の数日前
②夏本番を迎える7/15~7/25前後

この様に私は考えています。何を贈るかにより、毎年どちらかにしています^^
(多分すでに先方も分かってらっしゃると思います。)

お中元の品にはどんなものが喜ばれるか?については、⇒こちらの記事で、お相手別に人気お中元商品をご紹介していますので、宜しければ、併せてご参考にしてくださいね^^

 

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