固定資産税の納期はいつからいつまで?誰が払う誰が決める?

固定資産税 納期はいつからいつまで?

皆さん、固定資産税って知ってますか?
「名前は知ってるけど・・・」って方は多いかもしれませんね。

確かに固定資産税を払ったことのない人には、
あんま関係ないですから、詳しく知ることもないでしょう。

でも、あなたも将来的に不動産を所有する可能性はあります。

そもそも固定資産税とはどんな税金なのか。
いつからいつまでに払う税金なのか。
誰が払うべき税金なのか。
その税額は誰が如何決めるのか。

このぐらいは、簡単にでも知っていた方が良いと思います。

固定資産税は誰が決めて誰が払う?

固定資産税の支払い義務を甘く考えていると、
後々、大変困ったことにもなりかねません^^;
知らなかった・・・では通りません!

ここでは、今更聞けない固定資産税の疑問を
なるべく分かりやすくお話していきます。

いざという時にペナルティを犯さないように、
面白くない話ですが、少し耳を傾けてくさださい。

 


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今さら聞けない、固定資産税のこんな疑問4つ

その1 固定資産税ってどんな税?◇

まずは基本中の基本!
「固定資産税とは何か」についてご説明します。

「もう知ってるよ」って方は飛ばして構わないので、
「ちょっと不安・・・」て方は見てってください。

固定資産税とは、
土地や家屋などの「固定資産」にかかる税金のことです。

毎年の1月1日を基準に課税されるので、
この日に正式に固定資産を所有している方が
この税金を払う義務があります。

因みに各市町村が税額を自動的に計算して
納税通知書を送ってくれるので、
自分で手続きしたりとかいう面倒はありません。

東京の場合も、都が計算をしてくれるようです。

 

 

その2 個性資産税は誰が払うものなの?

さきほど、固定資産の所有者が払うと書きましたが、
そもそも固定資産の所有者って誰なんでしょう?

『世帯主? 親? 旦那さん?』

法的には、「固定資産課税台帳」というのに
登録をされている方に支払い義務があります。

 

固定資産課税台帳とは、固定資産の状況や
課税する時の評価などが分かる台帳になります。

因みにこれは5つの台帳の総称になって、

1つ目は、登録された土地の所有権などの情報や
比準価格などが乗っている「土地課税台帳」。

2つ目は、登録されてない土地からも固定資産税が課税できる情報が乗った
ちょっとイジワルな「土地補充課税台帳」。

3つ目は、1つ目の家屋版である「家屋課税台帳」。

4つ目は、2つ目の家屋版になる、やっぱりイジワルな「家屋補充課税台帳」。

最後の5つ目は、償却資産という「消耗できる資産」
例えば冷蔵庫、パソコン、もっと大きいものだと看板や舗装した駐車場など
このような資産の所有者や種類、価格情報などが乗った「償却資産課税台帳」。

これらをまとめて、固定資産課税台帳ってよんでいます。

 

 

その3 固定資産税の納期はいつからいつまで?

固定資産税の納期は、4つに分かれています。

でもこれは、市町村ごとに定めていいと条例で決まっているので、
「この日からこの日までです!」とは簡単に言えないんです・・・。

でもいつから支払いができるかについては、
納税通知書が来ないと支払いができないんで
「納税通知書が来た日から」ってことになりますね。

 

この通知書は、最低でも期限の10日前までには
支払う人の元へ送らなければいけないので、
「明日期限なんで今日中に払ってね♪」
なんてことにはならないはずなのでご安心を。

 

因みに、27年度の東京23区内の納期期限だと

第1期が6月1日~6月30日
第2期が9月1日~9月30日
第3期が12月1日~12月28日
第4期が平成28年の2月1日~2月29日

となっています。

・・・いつからいつまでって、しっかり出てますねぇ。

でもやっぱり届かないと意味ないんで、
来たらさっさと払っちゃったほうがいいですね。

 

 

その3 支払いできなかったらどうなるんですか・・・?

期限がある以上、期限内に支払いができないと
当然ペナルティがあります。

このペナルティが、すごい悪循環みたいになるんです・・・。

まずは督促状が何度か届くんですが
それを無視していると・・・恐い「差押」に発展します!

ですが収入により、財産の差押は上限があるので
『いきなり全て差押えられた!』なんてことにはなりません。

なら安心♪
と思ったら大間違い!

差押には、何と「年金」も入っているんです!

実はこの固定資産税の滞納で一番多いタイプが、
年金をもらっている方と言われていて、
この年金止められるケースがとても多いようです。

『でも、これだと生活できませんよね!?』

なので相談すれば分割もできるようですし、
その分割分をちゃんと滞りなく払っていけば、
差押は回避できると説明しているところもあります。

 

中にはどうしても首が回らなくて自己破産・・・
なんて方もいますが、
自己破産してもこの「滞納した税金」は払わなくてはいけないんです・・・!

「え、無くならないの!?」って思われたでしょうが、
地道に払っていくしかないんです。

 

最悪、その固定資産を売って、
支払いに回さなければならない羽目になります。

でも、ここでも落とし穴が・・・!!

この差押や解除されたという情報は、登録簿に記載されてしまうのです。
しかも、一度記載されたらその情報は消えないらしいです。

なので、土地や家を売ってもその情報のせいで
安い価格でしか売ることができなくなってしまう可能性があるのです!

 

こんな恐ろしい悪循環に陥らないように、
差押だけはされないようにしましょう。

というより、滞納しないようにしましょう。

 

 

最後は大事なことなので長くなっちゃいましたが、
滞納するということは、
後々、自分に悪いことが返ってきてしまいます。

通知書が来たのに
「まだ期限まで何日かあるからいいや~」
とは思わず、早めに払っちゃいましょう。

請求が来た方以外にも払う義務が発生することもあるみたいですが、
基本的には請求が来た方が払います。

家族の為にも自分の為にも、
収めるものはしっかり期限内に収めましょう。

 

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