確定申告とは?小学生にも分かるよう簡単に説明します^^
確定申告とは 分かりやすい簡単な説明
確定申告とは?・・・
私の中で「聞いたことはあるけど説明できない言葉・第一位」(汗)
普段は税金のことなんて意識したこともないし、
個人事業主でもないかぎり確定申告が必要になることもなく、
言葉しか知らない。そんな人がほとんどなんじゃないでしょうか?
しかし、いざ独立や起業した途端、
必要にせまられるのがこの確定申告なんですよね。
テレビのCMまでやっているので
「なんか重要なことなんだろうな~」とは思うものの、
まわりに詳しい人がいない限りその説明なんてわからない人がほとんど。
あわてて専門家に聞いてもよくわからない、なんてこともよくあります。
『確定申告を分かりやすく簡単に言うと、要はなんなんでしょうか?』
確定申告って、要はナニ??
確定申告は一言で言うと
「所得税と住民税を確定するための課税所得申告」です。
これでもわかりづらいのでさらに噛み砕くと、
「1年間(1月~12月)までの売り上げから、
経費と控除を引いた額を申告してね。 」
「その金額が所得税と住民税を決めるための金額になりますよ。」
ということです。
ただし、 個人事業主ではない
サラリーマンの方や1年の途中で退職した人も確定申告をしますが、
この場合は「還付申告」に当たる場合がほとんど。
この場合は払いすぎた税金を戻すという意味合いが強くなるので、
少し意味が違ってきます。
ですが、ほとんどの人がイメージする確定申告は上記の内容です。
個人事業をしている人はやたら領収を切っていたりしますよね?
これは必要経費を申告するためのもの。
売り上げから経費など認められるものを引いた額に
課税(税金をかけられる)仕組みなので、
個人事業主は必ずその課税額を申告する必要がある、
というわけです。
分かりやすい説明になったかな(;゚∇゚)
確定申告する金額の計算方法
分かりやすく金額で計算してみましょう。
ある個人事業主の売り上げが1月~12月までで500万円ありました。
その仕事のために、あたらしいパソコンを購入、
日本中に取材のために出張したり宿泊したりし、
連絡のために携帯電話を使用しています。
取材先の人と食事をしたりもしました。
これらの出費が「経費」
細かくいうと固定資産、交通費、通信費、接待交際費、消耗品費
などとして認められます。
この経費が150万円程度あったとしたら、
この時点で、、
・売上-経費=所得
500万円-150万円=350万円←これが所得
ここからさらに控除を引いていきます!
控除・・・これまた分かるようなわからないような言葉ですが(汗)、
ようは国が決めた「売り上げから引いてもいいよ」っていう額のことです。
配偶者がいる場合は配偶者控除で38万円、子供は扶養控除で38万円、
さらに年金や健康保険は社会保険控除として実費で控除として認められ、
さらにさらに個人で生命保険を払っている場合は、
その金額(10万円以上払っていれば5万円の控除)、基礎控除38万円・・・
などなどが控除となります。
控除もいろいろありすぎて訳が分からなくなりますが(涙)、
仮に妻一人子一人で年金や健康保険にかける金額が50万円、
生命保険を10万円以上払っていた場合は、
控除が169万円となり、先ほどの所得から引いて
・所得-控除=課税所得=
350万円-169万円=181万円←これが申告の所得
この181万円という金額に対して「所得税」と「住民税」を決定しますよ・・・
というのが課税の流れであり、確定申告する意味なんです( ̄Д ̄;)ハアハア
細かいところを説明するとまだまだいろいろありますが、
大まかな確定申告の枠組みをわかりやすく説明すると上記のようなことです。
ちなみに・・・
サラリーマンは一定金額の所得までは確定申告の必要はありませんが、
医療費控除などを申告しておけば、
翌年の住民税の金額が違ってくる場合もあります。
副業などをしている人(1年に20万円以上)は、
必ずその金額などを申告しておかないと、いきなりマルサに入られるという
恐ろしい目にあいますので気を付けて^^;
「知りませんでした」では済まないのが確定申告です。
税金を納めずに逃げることはできません。
良くわからない場合は税理士さんに相談する、税務署で聞いてみるなどして、
確定申告は正しく行いましょう!
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