知ってる?プール熱とはやり目 意外と知らない二つの違い

プール熱とはやり目の違い ~意外と知らない二つの症状・感染経路の差~

2004年と2006年、子供たちの間で流行した「プール熱」。
子どもの頃プール熱になった、という人も多いんじゃないでしょうか?

プール熱になると

発熱
咽頭炎(のどの腫れ)
結膜の充血
目のかゆみ、腫れ

などなどの症状が出ます。
発熱と目の症状が特徴ですね。

では、プール熱って「はやり目」とはどう違うんでしょうか?

 

はやり目とは、ウイルス性の結膜炎のこと。
その中でも人にうつりやすいものを「はやり目」といいます。

はやり目は

流行性角結膜炎
咽頭結膜熱
急性出血性結膜炎

この3つを指して「はやり目」と言います。

プール熱とはやり目の違い

 

これらの結膜炎、プール熱と症状がそっくり。

治るまでの期間は少し違いますが、目に症状が出ること・発熱などは
共通している症状なんです。

『では、はやり目とプール熱の違いは・・・?』

お子様がいるご家庭なんかは気になりますよね。

 

はやり目とプール熱を正しく理解するために。
違いをまとめて見ました。

ぜひ、参考になさってください!↓

 


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プール熱とはやり目の違いは?

まず、はやり目の種類のおさらいから。
はやり目は↓この3つを指すとご説明しました。

流行性角結膜炎
咽頭結膜熱
急性出血性結膜炎

このうち、咽頭結膜熱のことをプール熱と呼びます。

つまり、プール熱ははやり目の中の一つ!
ということです。

咽頭結膜熱がプールで感染することが多いので、
この名前で呼ばれているんですね。

この咽頭結膜熱(プール熱)の特徴は、

結膜の症状は流行性角結膜炎より軽い
結膜にぶつぶつができる
発熱や咽頭炎をおこす

こんな特徴があります。
流行性角結膜炎の方が症状が強く、充血・腫れなどがひどいです。

流行性角結膜炎で充血と腫れ

 

プール熱の場合も目の症状が出ますが、流行性角結膜炎ほどではない、
というのが一般的な見解ですね。

 

この3つのはやり目は、「ウイルス性」です。

ウイルスの種類は違いますが、どのウイルスも感染力が強く、
人にうつりやすいのが特徴・・・

全然ありがたくないですね(-_-;)

 

そして、ウイルス性結膜炎であるはやり目は、治療法がありません(!)

感染したウイルスに免疫ができて、自然に治るのを待つしかない、
というのが今のところの対処法・・・

『意外と怖いんですね、はやり目って(汗)』

点眼薬などはもらえますが、特効薬はありません。

あとは、他の人にうつらないように気を付けることと、
医師がいいというまで点眼をやめないことですね。

 

 

「プール熱とはやり目の違い、お分かりいただけましたでしょうか?」

はやり目の一つがプール熱だった、っていうのは初めて知りました。
そして、ウイルス性の結膜炎が治りづらいということも・・・(汗)

 

プール熱にかからないようにするには、プールに入った後、
きちんと目を洗ったりシャワーを浴びたり、という予防しかありません。

プール熱予防としてシャワーと目を洗うことは基本

 

予防薬などもありませんから、お子様にはプールの後、
きちんとシャワーを浴びて目をキレイにしておくように
教えてあげてくださいね。

 

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