雨の日車のフロントガラスが見にくい見えない時の対処法は?
フロントガラスが雨の日に見にくい・見えない・・・その原因は頑固なアレ!
雨の日に運転していると、
「フロントガラスが見にくい・・・」
「前が見えないなぁ」
そんな感覚になることがありませんか?
雨の日はただでさえ暗くて視界が悪いうえに、ワイパーを使用することで
変に白く曇ったような状態になり余計に見づらくなったり…
そして、フロントガラス自体のよごれも視界不良の原因に!
普段はあまり意識してませんけど、
フロントガラスはけっこう汚れているものなんですよ、実は。
雨の日になると汚れが分かりやすく視界を邪魔するんで^^;、
その時初めて見えない汚れに気付くんです。
「洗車はマメにしてるし~」
「フロントガラスはガソリン入れる時に拭いてくれるじゃん」
という方、一度フロントガラスの磨き直しを!
…とはいえ、普段手入れをしていても汚れが見えないのですから、
今までと同じ方法で普通に磨き直したところで、
雨の日にバッチリ見えやすくなるとも思えませんよね。
そもそも汚れの原因がわからないことには、どうしようもないし…。
ということで今回は、この雨の日に車のフロントガラスが見にくい
または見えない時どうしたらいいのか、対処法についてご紹介します!
雨の日にフロントガラスが見にくい原因と対処法
雨の日にワイパーを動かしても、すっきりした視界にならない。
その主な原因として考えられるのは、
「ワイパー」と「油膜」、「ウロコ」この3つです。
この3つの原因や対処法について、以下で解説していきますね。
ワイパーが原因の場合
ワイパーは、雨水などの拭き取りをする部分がゴムで出来ていますが、
このゴムは使っているうちにだんだんと劣化し、拭き取り性能が落ちます。
「ワイパーかけても水がちゃんと取れてないな」と感じたら
雨の日のフロントガラスの見にくさはワイパーが原因です。
ですので「ワイパーをかけても水がとれてないな」と感じたら、
ディーラーやカーショップ、ガソリンスタンドなどで点検してもらい、
交換が必要と判断されたら交換しましょう。
ちなみに、交換にかかる費用は
ワイパーゴム代と工賃含めて2,500~3,000円ほどでできますよ^^
油膜が原因の場合
雨の日にフロントガラスについた雨水がガラス全体にモヤ~ッと広がって
見にくい、または見えない…という場合、その原因は油膜です。
フロントガラスに着く油膜は、ワイバーやボディにかけたワックス、
大気中の油分や排気ガスなど、いろいろな原因で付着します。
車を普通に運転しているだけで付着しますから、
たいていの車に付着しているものです。
そして、フロントガラスの撥水性をあげてくれるこの商品も、
油膜の原因になります!
ガラスをコーティングしてくれる優れものなんですけど、
こまめに塗ってないとガラコ自体が汚れになったり、
汚れを付着させやすくするんです。
油膜はほっとくとどんどん頑固になり、はがれづらくなります^^;
専用の洗剤を使って何回もこすっても、なかなかスッキリしてくれません。
なので、油膜は程度の軽いうちに、専用の洗剤で取り除くのが基本。
雨の日に視界不良になる前に、洗車の時に一緒に取り除きましょう。
ウロコが原因の場合
ウロコとは、いわゆる水垢のことです。
雨の日にフロントガラスにワイパーをかけて、水がとれても、
白いモヤモヤした汚れが残って前が見えづらい…そんな状態になったら、
原因はウロコです。
見た目は、お風呂の鏡の汚れに似た感じです。
雨水が蒸発した際の残留成分や、
雨と撥水効果が落ちたワックスが結びついたものなどが、ウロコになります。
ウロコの主な成分は、ナトリウム・マグネシウム・カルシウムなどで
油膜取りでは落ちませんし、洗剤だけでも落とせません。
ウロコを落すには、専用の研磨剤などで削り落とすことが必要です。
以上の3つが、雨の日にフロントガラスが見にくい原因となります。
ちなみに…
この3つのうち、ワイパーが原因だった場合は、交換するだけで解決します。
ですが、油膜やウロコだった場合は、
それ専用の除去の仕方つまり対処法が必要です。
これについては、次項以降で詳しく解説しますね!
油膜の取り除き方
まずは、車体の外側の油膜から取り除きましょう。
フロントガラスなんて何か月も拭いてないわ~という方は、
かなり手こずると思いますので、その覚悟で臨んでください^^;
フロントガラスの油膜取りは、専用のウォッシャーを使いましょう。
⇒こういうモノを使うと便利です^^
マジックリンや家庭用の中性洗剤で落ちるという話も聞きますけど、
おすすめできません^^;
中性洗剤は、油膜の原因である「シリコン系」の油膜には効かないんですよ。
なので、必ず専用のものを使用します。
油膜がひどい場合は、何度かやらないとダメな場合もあります・・・
何か月もフロントガラスをケアしていないという人は、
最初にぬれたタオルでしっかりと窓を拭き、
ほこりや砂などの汚れをきちんと落としてくださいね。
そして、外側が終わったら今度は内側を拭いていきます。
内側は硬く絞った雑巾で表面の汚れをふき取り、
さらにアルコールをふくませた雑巾で汚れをふき取ります。
外側で使った油膜取りではなく、
アルコール性のさらっとしたものの方がおすすめですね。
隅っこのほうはプラスチックの定規などを使用して、
磨き残しのないようにします。
これで、油膜取りは完璧!
あとは、フロントガラスに水をかけてみて、
撥水性が上がっているかどうかをチェックします。
ウロコの取り除き方
フロントガラスについたウロコを落すには
カー用品店で売られている、ウォータースポットクリーナーを使います。
このクリーナーには研磨粒子が入っており、
専用の磨きパットと一緒に使う事で、油膜取りでは落ちない頑固なウロコを
効果的に落とすことができます。
使い方は、
まずガラス表面を水洗いして砂やホコリを洗い流し水分を拭き取り
次にパットにクリーナー液を適量つけて、ガラス面を少しづつ擦り、
ひたすら磨いた後、濡れタオルで仕上げる…これだけです!
ガラスの面積が広いと大変に思うかもしれませんが、
今まで取れなかった白いモヤモヤがみるみる綺麗に落ちて楽しいので
ぜひ楽しみながらやってみて頂きたいと思います^^
ちなみに、ウォータースポットクリーナーには、
ウロコだけでなく油膜除去もできるものもありますので、
そういった製品を使えば、雨の日の視界を遮る油膜汚れもウロコも、
一度に除去して、フロントガラスを一気に綺麗にすることができますよ!
以上、雨の日にフロントガラスが見にくい、または見えない場合の
原因や対処法のご紹介でした。
雨の日の視界不良は、下手したら事故にも繋がりますし、
そうならないためにも、日頃からお手入れなどの対処が必要です。
と、わかってはいるものの、
頑固な油膜やウロコは本当に落とすのに苦労しますよね・・・^^;
ですので、今回ご紹介した対処法、ぜひ今後お役立て頂ければうれしいです。
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