福岡県で蚊に刺されると危険 日本脳炎の発病は死亡率20%
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読売新聞によると、
福岡県で、ウイルスに敏感で感染蔓延の指標にされる豚を調査したところ
採血した10匹ブタ全てが日本脳炎に感染していること分かったそうです。
日本脳炎ウイルスをもったコガタアカイエカという蚊に刺されて感染します。
これを重大に受け止め、
福岡県では人への日本脳炎の感染の危険性が高まっているとして、
「蚊に刺されないようにしてほしい」と注意を呼び掛けているとのことです!!
福岡県民の方々はご注意ください。
予防策としては、
十分な栄養をとり、過労を避けることだそうです。
予防接種をしていないお子さんは、必ず受けるようにしてください。
日本脳炎は脳がウィルスでおかされる病気です。
死亡率は20%と言われています。
更に治った方でも20%の確率で知能障害や手足のマヒが残ります。
完治するのは、50%程度と言われる怖い病気です。
但し、感染者全てが発病する訳ではなく、
大概の場合は、ウイルスに打ち勝って免疫ができるそうです。
日本脳炎の症状は、
感染後、4日~2週間の潜伏期を経て発病します。
急に38℃程の発熱をして、頭痛、嘔吐、腹痛、下痢などを伴うそうです。
夏風邪だと安易に考えていると、
熱がどんどん上がって、興奮状態や顔、手足に痙攣が起こったり、
斜視や眼震が発生し脳炎の症状が表れてきます。
病気の峠は発病後4~5日です。
この頃には熱も次第にさがり、その他の症状も治まってきます。
しかし、数週間は顔色は優れず、言語障害や健忘症を伴なう場合もあります。
残念なことに、日本脳炎ウイルスに効く薬はありません。
発病率は低いにしても、万が一があっては大変です。
子供さんの日本脳炎の予防接種が済んでいることは必ず確認してください。
ましてや、外で遊ぶことの多い子供さんですから、
蚊に刺される可能性は大人より高いです。
また、赤ちゃんもそうです。
体温の高い赤ちゃんは、蚊に呼び寄せてしまいます。
ほんとうに気をつけてください。
大袈裟に思われるかも知れませんが、小さいお子さんがいらっしゃるお宅は
これぐらいのものを用意しても宜しいのではないでしょうか?
『でもこれって、本当に福岡県だけの話なのでしょうか?』
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