生ビールと瓶ビールって何が違う? 味? もしかしてカロリーも?!
生ビールと瓶ビール違い
もうすぐ夏本番ですね。
海で、キャンプで、ビアガーデンで…
ビールの活躍する季節になってきました!
この時期のビールは、やっぱり特別美味しく感じます^^
キンキンに冷えたビールなんて、思い出すだけで喉が鳴りますよね♪
最近のビールは、いろんな種類があって、どれにしようか迷ってしまいます。
私は新しいものに目がないので、
新発売なんて聞くと買わずにはいられないのですが…
最近、缶ビールや瓶ビールに”生”なるものを発見して驚きました。
“生”と言えば、ビアガーデンなどでよく見かけるサーバーからジョッキに注がれる
アレだと思っていたのに…
そこで今更なんですが、
生ビールと瓶ビールの違いについて調べてみました。
そもそも生ビールってどんなビール?
日本では、麦芽汁を発酵・熟成させて、
ろ過しただけの加熱処理していないビールのことを “生ビール”と言い、
加熱処理したものを“ビール”と言います。
ちなみに、これはあくまでも日本独自の概念で、
アメリカ・イギリス・ドイツなど国が変われば定義も変わるようです。
昔は、生ビールと言えば樽詰でしたが、最近では瓶詰や缶詰もでてきて、
それが瓶ビールの“生”や、缶ビールの“生”という表現になっています。
そして、今は技術が向上し、加熱処理する必要がなくなったために、
加熱処理されたビールは、ほぼ製造されていないらしいのです。
…つまり、定義から言うと、今はほとんどの商品が”生ビール“ってことなんです。
日本でビールが製造され始めた頃は、
酵母が入った加熱処理していないものを生ビールと呼んでいましたが、
出荷の際の品質劣化を防ぐ目的で酵母を低温殺菌するようになり、
更に低温殺菌ではなく酵母自体を除去して
出荷するようになったのが、今の“生ビール”です。
一部のメーカーさんなどは「無濾過」という形で、
今も酵母の入った熱処理をしていない生ビールも製造していますよ。
生ビールと瓶ビール、味やカロリーは違うの?
瓶ビールや缶ビールに限らず、使用するホップやメーカーによって
多少なりとも味やカロリーが違うのは当然ですよね^^
では、同じ製造方法でも樽から注がれる生ビールと瓶に入ったビールだったら、
味やカロリーは変わってくるのでしょうか?
生ビールと瓶ビールでは、入っている容器が違うという以外に、
炭酸量と鮮度にも違いがあります。
樽から注がれる生ビールは、
ボンベの炭酸ガスがその場でお店から入れられるために、炭酸量が低く、
また短時間で消費されることが多いために比較的鮮度も保たれています。
一方、瓶ビールは工場で炭酸が入れられますが、
その量は生ビール・缶ビールの中でも最大で、
工場で密閉されて出荷されるために、生ビールよりも
不純物は入っていないといえます。
ただ、それだけでは味やカロリーに画期的な違いをもたせることはないようですね。
もともとは製造方法が同じなので、味もカロリーも基本的には同じなんです。
泡のきめ細かさや温度によって味が違って感じることはあっても、
同じメーカーのものを同じ地域で飲もうとすれば、それは同じ製造方法のものが
違う容器に入れられたというだけで、基本的には中身は同じ“生ビール”
ということになります。
いろいろ調べてきましたが、日本でいう“生”とは、熱処理してないビールのことで、
現在ほとんどのビールがこの製法で作られているために、
樽でも瓶でも缶でも、みんな“生”なんですね。
入れ物が違うだけで、生ビールも瓶ビールも中身は一緒だったなんて…
とっても驚きです。
でも、何だかスッキリしました^^
さてと、今年の夏のビールも思いっきり美味しく飲みましょう!
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