ふるさと納税とは何ですか?~小学生にも分かりやすく~
ふるさと納税とは何ですか?
「ふるさと納税が始まり・・・」そんな言葉を聞いたのは数年前。
テレビのニュースなどで盛んに聞いた時期がありましたよね?
実は、「ふるさと納税」が始まったのは2008年。
前の安倍政権の時だったんですね~!(時が経つのが早い・・・)
耳なじみのある言葉になり、
もう「ふるさと納税」という言葉を知らない人はいないと思います。
でも、その制度を使っていない人にとってはやっぱり未知の世界・・・
お役所関係のことにうとい人(私も(-_-;))にとって、
「ふるさと納税」はまだまだ身近とは言えないかもしれません。
(^_^)<「お得な情報があるんなら聞くよ!」
ありますよ、お得な情報!
ふるさと納税とは何なのかを知れば、けっこうお得情報が出てくるんです。
私のように税金の知識が深くない人でも分かる、
「ふるさと納税」について↓どうぞ!
ふるさと納税の特徴
さて、まずふるさと納税とは何なのかを説明しましょう。
一言で言えば、「自治体への寄付金」のこと。
正確には「ふるさと寄付金」といいます。
ふるさと納税に関して、最も多い誤解・・・それが
「住民税・所得税を納税する場所(市区町村)を自分で選べるんでしょ?」
という誤解!
そうじゃありません。
例えば、「住民税の納付先を、第一期と第二期は住んでいる市に、
残りをふるさと納税で好きな市区町村に・・・・」という選択はできないです。
ふるさと納税とは
まず、通常の住民税は住んでいる市区町村に収める。
それとは別に任意の都道府県・市区町村に「ふるさと寄付金」をし、
その寄付金額に応じてその年の所得税・住民税の負担が軽減=還付される。
↑こんな仕組みです。
確定申告することで、節税の処理がされるという仕組みになってます。
ここをまず、頭に入れてくださいね。
ふるさと納税は任意の都道府県にできます
ふるさと納税できるのは、「任意の都道府県・市区町村」です。
自分が住んでいた故郷や学生時代に住んでいた町、
思い出の町、興味のある地域・・・などなど、
自分が好きな自治体に寄付することができます。
選ぶ自治体は住んだことがなくても大丈夫!
今なら「被災地に寄付したい」と言う方は、
東北の自治体へふるさと納税することもできます。
つまり、ふるさと納税は
「自分が選んだ自治体に対して行える寄付」と言うことですね。
(-“-)<「え~二重に納税するっていうことじゃないの?」
いやいや、全額「寄付」になってしまうわけではなくて、
確定申告することでちゃんと控除されますから!
控除されるとはこういうこと↓です。
税金が控除される
ふるさと納税を行うと、その年の所得税・翌年の住民税が控除されます。
(2,000円を超える部分が対象)
この控除によって、自己負担額がぐっと減るんです。
例えば・・・4万円ふるさと納税→3万8千円の税金控除となり、
実質負担額が2,000円に!なんていう例もあります。
控除される額は自分の所得や寄付額などによって変わってきます。
全額控除=負担額を2,000円に押さえたい方は↓を参照にどうぞ。
http://www.citydo.com/furusato/what/01.html
控除の計算方法・全額控除される寄附額の目安が書いてあります。
もっと詳しい計算はこちら↓
http://www.citydo.com/furusato/what/07.html
源泉徴収票を用意して、金額を打ち込んでみましょう。
すぐに計算できます。
これで、「自己負担額」と「控除額」を計算しつつ、ふるさと納税してみましょう。
ふるさと納税のメリット お得な点
ふるさと納税の特典は控除されるだけじゃありません。
さらに↓のような特典が付いてきます。
特産品がもらえる
これぞふるさと納税の楽しみ!
納税した自治体から特産品や記念品がもらえるという特典が付いているんです!
特典の内容はさまざまで、海産物や果物など、宿泊券や施設優待券などですね。
都会ではとても手に入れられないような高価で美味しいものがもらえることも・・・!
工夫次第で「2,000円でたっぷり海産物がもらえた!」
なんてこともできるのがふるさと納税です。
しかもふるさと納税は複数の自治体にすることができるのがうれしい!
特産品を2つ・3つと受け取ることができるんです。
納税で役に立ちつつ、特産品をもらえるなんて一石二鳥ですねー。
特産品で納税先を選びたい方はこちら↓
http://www.furusato-tax.jp/product_category.html
税金の使い道を決められる
日本で唯一「使い道を指定できる税金」がふるさと納税された税金です。
ほとんどの自治体で使い道を指定できます。
例えば・・・
「A町の震災復興に向けた道路の建築に」
「B市の自然を守るための森林育成のために」
「C市の子育て環境を整えるためのお金に」
などなど。
自分が応援したい部分に税金を使ってもらえるなんてすごいと思いませんか?
例えば、震災復興支援でも使い道を指定できれば実感値が違ってきます。
ひと口に「震災復興支援」と言っても、何に使われているのかわからないよりも、
自分で指定できたほうが「しっかり支援できている」と感じることができますよね。
これも政治に参加するひとつの機会と言っていいかもしれませんね。
ふるさと納税について、
大まかではありますがわかっていただけたんじゃないでしょうか?
「自分が応援したい土地を応援できる」、
それがふるさと納税と言っていいと思います。
特に今は「復興支援したいけど何をしたらいいの?」と言う人もいるでしょう。
そんな方はふるさと納税で被災地のお役にたつことも可能なんです。
今年は、ふるさと納税で自分のゆかりのある土地や被災地に
寄付をしてみてはいかがでしょうか。
あっと、ふるさと納税する方は確定申告するのを忘れずに!
控除の対象にならなくなりますから、確定申告だけはしておいてくださいね!
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