キャッシュカード暗証番号間違え回数許されるのは何回?

キャッシュカード 暗証番号 間違え回数

キャッシュカードの暗証番号って、普段はちゃんと覚えていても、なにかの拍子に忘れたり、数字の並びの記憶が曖昧になって、番号を間違えて困ることって、ないですか?

私は、あります。
会社のお昼休みなどに急いで銀行ATMに行ったものの、物凄く混んでいて、休み時間も残り少ないし、自分の前も後ろも大行列、振込みは沢山しないといけないし…

なんてとき、周りを見て段々焦ってくると、その焦りのせいなのか、さっきまでは覚えていた筈の暗証番号が、「…あれっ?」っていう。

キャッシュカード暗証番号間違え回数許されるのは何回?

その時、キャッシュカードの暗証番号って、何度も間違えると、たしか、使えなくなってしまうんじゃ…?
という記憶は頭にあったのですが、私の場合は、正確には間違えの回数が何回まで許されるのか、覚えていなかったので、余計に焦ったんですよね。

その場では、1度間違えただけで、次はなんとか思い出せたので事なきを得ました。本当にホッとしました…。

でも、今後また同じことがあると困るので、キャッシュカードの暗証番号について、間違えが許される回数とか、それを超えて間違えたらどうなるのか、また、番号を忘れてしまった場合はどうするのか、使えなくなったら復活出来るのか?
…などなど、色々な疑問や、困った時にどうしたらいいのかを、この機会に、きちんと調べて、まとめておくことにしました。

番号を忘れてしまった場合はどうするのか、使えなくなったら復活出来るのか?

なるべく、わかりやすくまとめましたので、私と同じように、キャッシュカードの暗証番号を間違えて焦ったことがある方、今まさに忘れたり間違えたりして、対処法を探している方なども、ぜひ、読んで役立ててくださいね。

 

暗証番号の間違えは2回まで

暗証番号の4桁数字を、全て忘れてしまうという方は少ないでしょうが、間違える場合って大抵は、使った数字は覚えているが、並びの記憶が曖昧で本当は1234なのに、4321とか、1243とか、そんな感じで間違えてしまう方が多いのではないでしょうか?

たった4桁とはいえ、その数字の組合せの種類は膨大ですからね。

曖昧な記憶で、「こうだったかな?」なんて空覚えで入力すると、『暗証番号が間違っています』と言うメッセージが表示されて、ちょっと焦ってしまいうことも珍しくありません。

もし暗証番号を3回間違えた場合、一体どうなってしまうのでしょうか…?

でも、1度めの間違えであれば、別段気にしなくても大丈夫です。間違えが累積される訳ではありませんので、安心してください。
ただし…平然と済ませられるのは、この最初の間違えだけ。もし次に間違ってしまうと、かなり追い込まれた状況なるかも…

何故なら、3回目の暗証番号の入力は確実に正しいものでないと、面倒なことになってしまうから。
つまり、暗証番号の間違えが許されるのは「2回」まで!

「二度あることは三度ある」ではいけません。「三度目の正直」で正確な暗証番号を入力してください。
では、もし暗証番号を3回間違えた場合、一体どうなってしまうのでしょうか…?

 

 

3回間違えるとあなたのカードはロックされます

どこの金融機関ATMでも、暗証番号の間違えが許されるの連続2回までです。もし3回続けて間違ってしまったら、「セキュリティロック」が働きます。

セキュリティロックとは…キャッシュカードを盗難されたり、紛失した際などに、第三者に悪用(主に、あなたの預金の勝手な引き出しなど)されるのを防ぐためにそのキャッシュカードを使えなくするシステムのことです。

キャッシュカードでは取引が出来なくなります。

尚、セキュリティロックによる措置も金融機関によって色々と違いがあります。
その中で代表的なのが、暗証番号3回間違えでかかるロックなんですね。

なお、セキュリティロックがかかってしまった場合、使っているATMの種類にもよりますが、カードがペッ!と出されてきた後に、「このカードは使用できません」「銀行にお問い合わせください」のようなメッセージが表示され、以降、このキャッシュカードでは取引が出来なくなります。

なのでキャッシュカードは、このロックが利かない様に暗証番号を、しっかり覚えておきましょう。

 

ちなみに、暗証番号は、防犯上の観点から基本的にはメモなどはしない方が良いとされていますが、どうしても忘れそうで不安…という場合は、数字では無く、自分だけが分かる言葉で「佐藤さんの携帯番号」とか「前に住んでた町の郵便番号」など、ヒントのみをメモしておくのが良いと思います。
ただし、他人には絶対にわからないヒントにしてくださいね。

3回目の入力に自信のない場合は、番号の照会若しくは再登録をしましょう。

しかし、そういった暗証番号を忘れないための措置をしていても、実際には2回間違えて、次に思い当たる番号にも自信がもてない場合がありますよね。
そんな時、一か八かで入力してしまう方もいるのですが、それは賢い選択ではありません。
もし、3回目の入力に自信のない場合は、番号の照会若しくは再登録をしましょう。

 

 

キャッシュカードの暗証番号の照会と再登録

キャッシュカードの暗証番号が全く思い出せない…、なんてことになっても、金融機関窓口に行って、必要な手続きをすれば、暗証番号の照会、または再登録をすることができます。

照会では、忘れてしまったキャッシュカードの暗証番号を、教えてもらえます。
再登録(変更)は、キャッシュカードの暗証番号を、新たに登録し直すことです。以前の暗証番号は使えなくなります。

手続きをするのは、基本的には本人のみで、金融機関によっては一部、代理人でも可となっていますよ。なお、照会でも、再登録でも、口座は引き続き使えます。

キャッシュカードの暗証番号の照会と再登録

ただし、この照会と再登録は、全ての行で可能とは限りません!
銀行によっては照会できず再登録になってしまう場合もあります。また、各手続きにかかる時間なども、違ったりします。

ですので、ご利用の金融機関によって、照会にするか再登録にするか、手続き可能な方、またより便利な方を、選ぶのがおすすめです。
というわけで、キャッシュカードの暗証番号の照会や再登録(変更)の方法について、例として、いくつかの金融機関を調べてみました。

 

三菱東京UFJ銀行
暗証番号の再登録が、本店・各支店窓口にて、本人のみの手続きで、即日可能です。
番号の照会は出来ません。手続きの際は、キャッシュカード・銀行届出印・身分証明書(運転免許証、パスポートなど)が必要です。
三井住友銀行
暗証番号の照会が、本店・各支店窓口にて、本人のみの手続きで、即日可能です。手続きの際は、キャッシュカード・銀行届出印・身分証明書(運転免許証、パスポートなど)が必要です。ちなみに、三井住友銀行では窓口で暗証番号の変更をする場合、キャッシュカードは再発行になります。再発行だと時間もかかりますから暗証番号を忘れた場合は照会がおすすめですよ。
みずほ銀行
暗証番号の照会が、本店・各支店窓口にて、本人のみの手続きで、即日可能です。手続きの際は、キャッシュカード・通帳・銀行届出印・身分証明書(運転免許証、パスポートなど)が必要です。照会がキャッシュカードで行える金融機関も多いですが、みずほ銀行の場合は通帳も必要ですので、手続きの際はお忘れなく!
ゆうちょ銀行
暗証番号の照会が、各ゆうちょ銀行窓口や郵便局の貯金窓口にて、本人、代理人(家族)の手続きで、可能です。手続きには1週間前後かかります。手続きの際は、本人の場合は、キャッシュカード・通帳・銀行届出印・身分証明書(運転免許証、パスポートなど)代理人の場合は、通帳(委任者のもの)・委任状(委任者が記入)・代理人の認印・代理人の身分証明書(運転免許証、パスポートなど)が必要です。委任状は委任者が全て記入することになっており、窓口の担当者が本人に電話連絡を入れる場合もあるので、しっかりと確認しておきましょう。

ちなみに、ゆうちょ銀行の通帳やカードに関しての手続きは、他にも住所変更や再発行、届出印の照会などなど色々なものが、委任状があれば家族などの代理人でも行えるのですが、基本的には本人が窓口に行くのが一番簡単で、ササッと済むので、おすすめです。

 

 

キャッシュカードがロックされた時はどうすれば良いの?

もし、暗証番号を3回間違えて、キャッシュカードがロックされてしまったら、どうなるのでしょうか?
もうそのカードはATMで二度と使えません!!

ロックを解除して、再度カードを使えるようにする方法があります。

なんて事はありませんのご安心ください^^
もしロックされてしまった場合でも、大抵の金融機関では、所定の手続きによりそのロックを解除して、再度カードを使えるようにする方法があります。

但し、これは各行によって規定が異なり、金融機関によっては、ロック解除というものがなく、カードの再発行が必要となる場合もあります。(1週間~10日間ほど)

以下、銀行ごとのロック解除方法をご参考ください。

三菱東京UFJ銀行
本店・各支店窓口にて、本人のみの手続きで、暗証番号再登録でのキャッシュカードのロック解除、またはキャッシュカードの再発行ができます。ただし、元々登録していた番号の照会はできません。手続きの際は、キャッシュカード・銀行届出印・身分証明書(運転免許証、パスポートなど)が必要です。
暗証番号登録(ロック解除)の場合は、手続き完了は即日で、手続きが済み次第、すぐにキャッシュカードを利用する事が出来ます。キャッシュカードを再発行した場合は、1~3週間かかります。
なお、キャッシュカードを再発行する場合は、必ず現在お持ちのキャッシュカードも持参してください。持参が無い場合は、喪失扱いのキャッシュカード再発行となり、再発行手数料が1,080円(税込)かかってしまいます。(カード持参なら、手数料は無料です)
三井住友銀行
三井住友銀行では、暗証番号間違いによるキャッシュカードのロック解除は不可で、もしロックされてしまった場合は、本店・各支店窓口にて、本人のみの手続きで、キャッシュカードの再発行をすることになります。
手続きの際は、キャッシュカード・銀行届出印・身分証明書(運転免許証、パスポートなど)が必要です。
キャッシュカードの再発行には、再発行手数料1,080円(税込)とだいたい1週間~10日程の時間がかかります。
新しいキャッシュカードが届くまでの間は取引は窓口にて、通帳&銀行届出印でのみ、行う事ができます。なお、カード再発行は時間もお金もかかりますが、暗証番号の照会は、本人なら即日できますので、三井住友銀行は特に、出来れば3度間違えてカードがロックされる前に暗証番号の照会をするように心に留めておきましょう。
みずほ銀行
本店・各支店窓口にて、本人のみの手続きで、暗証番号間違いによるキャッシュカードのロック解除ができます。
暗証番号が分からない場合は、照会もできますよ。手続きの際は、キャッシュカード・通帳・銀行届出印・身分証明書(運転免許証、パスポートなど)が必要です。暗証番号ロック解除の手続きは、即日可能で、手続きが済み次第、すぐにキャッシュカードを使うことができます。ちなみにキャッシュカードのロック解除や番号照会ではなく、
カードを再発行する場合は、
手続きで、1,080円(税込)の再発行手数料と、1週間~10日ほどの時間がかかります。
新しいキャッシュカードが届くまでの間は、
取引は窓口にて、通帳&銀行届出印でのみ、行う事ができます。
ゆうちょ銀行
各ゆうちょ銀行窓口や郵便局の貯金窓口にて、本人または代理人(家族など)の手続きで、キャッシュカードのロック解除ができます。暗証番号が分からない場合は、照会もできますよ。ロック解除手続きは…
<本人の場合>
キャッシュカード・身分証明書(運転免許証、パスポートなど)
<代理人の場合>
通帳(委任者のもの)・委任状(委任者が記入)・代理人の認印・代理人の身分証明書(運転免許証、パスポートなど)が必要です。ロック解除の手続きは即日で、手続きが済み次第キャッシュカードを利用できます。ただし番号を忘れて照会する場合は、手続きに1週間前後かかります。
ロックを解除しても、暗証番号を忘れている場合は、照会が済むまでキャッシュカードが使えませんので、それまでの間は通帳と印鑑を使って、窓口で取引をすることになります。

 

 

以上、キャッシュカードの暗証番号について、間違えが許される回数や、何度も間違えるとどうなるのか、番号を忘れてしまったとき、間違えてロックされてしまった時などの、
困った時の対処方法を、調べて、まとめてみました。

間違い3回でセキュリティロックがかかり、カードが使えなくなる、というのはだいたいの金融機関で同じですが、番号の照会や変更、ロック解除については、手続きに必要なものが大体似ているものの金融機関によって若干違うところもあるんですね。

ですので、このへんの手続きについては、いざというとき焦らなくて済むように「暗証番号を忘れた」「ロックされた場合」のふたつだけでも、ご自身がお持ちのキャッシュカードの金融機関で、予め調べて覚えておくことをおすすめします。

暗証番号自体をメモするのは、防犯の観点からはダメですが、記事中にも書いたように、ヒントになる言葉や忘れた場合、ロックされたら、などの手順や、金融機関の問合せ窓口電話番号などを、自分だけに分かるように、簡単に手帳などにメモしておくのも、良いと思います。

そんなことを調べる前に、既にロックされてるとか、2回間違ってロックまでのリーチがかかっている…という、今現在困った状態の方は、金融機関窓口に行けば、大丈夫!なんとかなるよ!…という、対処の大まかな参考として、この記事をお役立て頂ければ幸いです。
ぜひ、安心して、焦らずに対処してくださいね。

この記事が、キャッシュカードの暗証番号でお困りの方に、少しでもお役にたてれば、嬉しいです。

 

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